堀木鎌三の発言 (予算委員会)

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○堀木国務大臣 今お話のように、一方において社会保障制度を促進する、しかもその社会保障制度の中核であります医療保障を推進しようとすれば、これは一つの統制的なねらいでもって推進して参るわけでございます。しかるに実際に医療を担当いたしますお医者さんは、自由に、研究を絶えずしていなければ医学は進歩いたさない。最近の医学の進歩も、確かにお医者に対する自由と研究が与えられた結果である、こう思うのであります。従いまして現在の単価が御承知の通りに二十六年にきまっておる。それ以後諸般の情勢を考えますと、何らかの解決をしなければならないのですが、と同時に今おっしゃいましたように、何らかもう少し複雑でない、常に問題を提起するような方式でなしに考えるというふうな方式がないかというお話でございますが、この二つの、一方においては統制的な方式と、一方において自由を最大限度に持たなければ進歩しない医学、あるいは医術の向上とを結び合せるためには、何らかの方式が必要であろう。今問題になっておりますのは、差額徴収制度というものでこれらの調和をはかったらどうであろう、あるいは療養費払い方式について考えを新たにして、そうしてこれをその制度に新しく導入したらどうであろうかというふうな問題がございます。これらの二つの方式につきましては、いかにも支払い方式のように見られますと同時に、根本的に現在の制度に相当の大きな変革を及ぼすことでございますので、慎重に今研究をさしておりますような次第でございます。

発言情報

speech_id: 102705261X00219571105_021

発言者: 堀木鎌三

speaker_id: 8465

日付: 1957-11-05

院: 衆議院

会議名: 予算委員会