山田節男の発言 (逓信委員会)

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○山田節男君 大体大臣の御心情はわかったんですが、今申し上げました国鉄のこの電波行政の問題ですが、これは非常に私は今時期がいい、これは御承知の通りアメリカがやはりああいう自由な国でありますので、陸海空、それから通産省、郵政省、このおのおのが電波監理をやっておって、非常に無政府主義的になって困っちゃったあげく、一九三五年にとうとう今日のFCC――連邦通信委員会を作って、これで調整する、それでもできないので、連邦通信委員会の中にインター・ガバーメンタリー・コミッティという、政府各省間の連絡協議会を開いて周波数、パワーの問題を調整してやっておる。ですから電波行政は今後ますます複雑になってくればくるほど一元化しなければならぬ。ですから今日国鉄がそういう現状であり、さらに防衛庁、あるいは海上保安庁、電電公社と、これからますますふえるとアメリカと同じような例を繰り返えすことになりますから、今のうちにそういう一元化、監理の一元化ということをしなくちゃいかぬと思う。それがためには、電波監理委員会という、ああいう民主的なものを作ってみましたけれども、一向にして日本ではこれは成功しない。しかし、今の郵政省の内局としての電波監理局というような、あるいはその外局としての、大臣の諮問機関の電波監理審議会のようなものでは、とてもその行政はできるものではない。一方に郵政大臣に電波監理に対する一元化の非常に強い力を持たせると同時に、行政官庁として今の内局の電波監理局ではなくして、一時われわれの構想を持った電波監理庁長官制度にしてそうして大臣の直轄で強力にやる。そうでなければ総理府に置くべきだ。これは一利一害はありますが、今のうちに、幸い逓信省設置の行政府式の法律も出るようでありますから、この点は一つ田中大臣のもとで今のうちに無政府主義にならないように、一つ厳重にこの点はやってもらいたいということを強く要望しておきます。

発言情報

speech_id: 102714816X00519571112_021

発言者: 山田節男

speaker_id: 17379

日付: 1957-11-12

院: 参議院

会議名: 逓信委員会