山田節男の発言 (逓信委員会)
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○山田節男君 これは先のマイクロウェーブに対する田中大臣の御所信で、私はこれで満足するのでありますが、正力氏――これは個人的なことを申し上げちゃなんですが、非常に意思の強固な、事業に対する信念が非常に確信を持った人であります。でありますから、今日提言されておる問題もなかなか早急には引っ込められないかもしれないし、また田中大臣の偉大なる政治力をもってしても、なかなかはね返すというようなことはむずかしくなってくるのじゃないかと思う。ですから、これにはやはり技術的な根拠がなくちゃならぬから、今おっしゃった政府の方針の問題と技術的な問題が、大臣としては一番有力な発言であるように思います。そこで、これは電電公社の靱副総裁見えておりますが、もし御即答できなければ、あとで資料として出していただいていいと思いますが、一体電電公社がマイクロウェーブをやる場合に、なぜマウンテントップでやらないか。われわれ常識で考えても、山が多い。山の上にやれば安く、しかも、カバレージが広くできるということも、しろうとの発言として意見を述べたことがあります。実際電電公社のやっているマイクロウェーブは、山の上ではありますけれども、正力構想に比べればはるかに平野を利用している。そこがまた正力氏の有力な発言の根拠とされているわけです。電電公社の今のマイクロウェーブ・システムの将来の構想というものと私過日見たことがありますが、これと正力氏の構想とが対照的になっている。どっちが有利かということが、私は問題を最後に決するのではないか。電電公社のやっているシステムが比較していいのだということがわれわれにはまだ理解できない。これは今日ここで靱副総裁がそういうことを簡単に御説明できなければ、一つ大臣のもとで比較検討した技術的な優劣を一つ明確にしてもらいたい。これは大臣並びに当委員会の委員として一番知りたいところであると思います。この二者の違ったシステムの優劣ということをわれわれにお示し願う何かの方法をとっていただきたいということをお願い申しておきます。