中田吉雄の発言 (予算委員会第三分科会)

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○担当委員外委員(中田吉雄君) 関門トンネルの問題ですが、もしこれを国が直轄工事としてやっていましたら、たしか四分の三くらいは国の負担でやり、四分の一くらいは地元負担ということで、山口と福岡にいくわけだと思うんです。私は、やはり安部委員の言われますように……、なるほどまあ国家財政にも限度があるし、地元の要請もあってやるということについては根本大臣の言われたようなことがありますが、ああいう産業道路と申しますか、一般の道路と、雲仙や阿蘇のようなまあ観光道路のようなものとを、同じような形で有料道路にして、それを二十七年でペイさしていくということに大きな問題があるじゃないかと、これは当初、あとでも御質問申し上げますが、やはり直轄工事でやっておって、駐留軍の要請等もあってやめたこともありますが、それまではたしか四分の一、山口と福岡が持って、交付公債が出されて、それをたしか引き継いでるように思う。私はやはり、公団に委嘱されてやられた際にも、四分の三ぐらいとは言いませんが、やはりその原則を持ち込まぬ限りは、なかなかあの道路でペイさして、二十六年——まあ二十六年ということも問題だと思うんですが、ああいうものを、耐用年数から計算しても、非常に二十六年で償還するということも問題ですが、これはやはり、地元の人にも若干負担してもらうということはあっても、私はこの原則を——直轄工事でやれば、四分の三ぐらいはたしか持ったはずなんです。それをまあ、四分の一程度を利用者に転嫁していくというような措置を今後考えることは、観光道路等とは別個に、そういう構想を持っていかぬと、普通の道路なら別ですが、トンネルを抜くと、海底トンネルを抜くというような工事をこういう形で、本土と北海道のようなものにしても、私は非常に問題があるじゃないかということを思うんですが、これまでの経緯もあるわけですが、どうなんでしょう。この考えを入れぬと、事は非常にめんどうじゃないかと思う。こういう普通のところを有料道路でやるというのは、工事費が非常に少いんですが、海底を抜くというようなものを全部利用者に転嫁して、二十六年で償還するということは、短期間の利用状況で、まだわかりませんが、めんどうじゃないか、そういうふうなことを考えてみられてはいかがでしょう。どうなんでしょう。

発言情報

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発言者: 中田吉雄

speaker_id: 23580

日付: 1958-03-25

院: 参議院

会議名: 予算委員会第三分科会