小笠原二三男の発言 (予算委員会第三分科会)

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○小笠原二三男君 私も関連してお尋ねしたいのですが、先ほど来再三お話しになっているように、根本的な問題は、関門トンネルの、この種のものを有料道路にすることの是非、こういうことが基本の意見の分れるところですね。他にかわるべき道路がない、ないところを特殊にやったのだから有料でいこう、これも一応いいかもしれぬですが大臣のおっしゃるように、通してもらいたい、通ると料金が高い、この問題は、今後すべての問題につきまとってくると思うのです。名古屋から発する弾丸道路にしましても、代替の道路があるにしましても、これはやはりいい道路であれば、産業道路として大いに使いたいということになるでしょう。これもまた、大きく政治的な問題になるだろうと思うのです。大臣がおっしゃるように、こういう幹線的なものは、有料道路の原則はうまくない、こういうことであるならば、やはり過去においてこの種の経過があったものについても、先ほど中田君が言うように、国自身も応分の金を出してやる、そうして、道路公団の負担というものも少くしてやる、こういうようなことがぜひあっていいのでないかと思うのですね。道路整備緊急措置法案なんというものを出して、九千億もの事業をやる。それほど重要だと言っておって、他の重要幹線道路は、直轄道路で今後どんどん国費を費してやるというのに、一方国策的な見地でやった関門トンネルは、従来が有料なんだから有料でいいのだと、これではとても関係住民は承知しないと思うのですね。これが根本大臣、たまたま青森県あたりの出身で、青函隧道なんということになったら、もうあなたは、何百億出しても、有料道路費というものを減らそうとかかるだろうと思う。石井副総理がもし建設大臣代理を長期にわたってやるということになったら、このままにして放置しておきはしませんよ。話は余談だけれども、あなたが建設大臣になったから、雄物川の皆瀬ダムというものも、新規事業でちゃんと二億幾らという経費がついた。雄物川の一般河川改修費は幾らかずつ減っていますよ。北上川でも。これだけは前年度よりもよけいついておる。それだけ大臣の威光というものは大きなものです。そういう政治的な問題であるなら、私は基本的に、今後の問題としても、この際検討をせらるる必要があると思うのですね。この幹線国道的なものを有料道路にするという場合、国がこれに対する財源賦与のし方というものに、もう少し検討する必要があると思う。関門トンネルだって、このままに放置しておくということは、道路整備緊急措置法までやろうとする建前からすれば、私はおかしいと思うのですが、どうですか。

発言情報

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発言者: 小笠原二三男

speaker_id: 20801

日付: 1958-03-25

院: 参議院

会議名: 予算委員会第三分科会