小笠原二三男の発言 (予算委員会第三分科会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○小笠原二三男君 これはこの程度にとどめますが、公団における所要経費を、国と公団とで負担割合をきめて出し合うということは、この種公団事業の建前からいって適当でないという大臣の議論については、私は、まだ意見の余地があると思うのです。けれども、この種のことは一応やめまして次にお尋ねしたいことは、やはり負担に類することですが、さきにも言いましたように、多目的ダムですね、これをどんどんおやりになる。河川税制上、全くこの種の事業は進めてもらわなくちゃいかぬのですが、前々から私は補償の問題について、どうも国のやり方が一貫しない、便宜的であるということで、企画庁等にも、各省関係の補償問題について統一的な科学的なものを作るように要請しておったのですが、どうも各省の意見が合わぬで、できない。通産省所管の電源開発、あるいは運輸省の方の路面の買収補償、あるいは農林省の方の事業、建設省の事業、あるいは防衛庁関係、軍の関係の補償、これがもう一切一貫しておらない。便宜的である。従って、地元それ自身も、電源開発——営利会社的なものの補償が高額であれば、それと見合ったものを要求してくる。いろいろ過去において紛争を起しておる。最近において、和賀川湯田ダムは一応の解決をみておるが、具体的にこまかい問題になると、地元の用地の関係の諸君は非常な苦労をしておられる。この際、根本さんは強力な政治家なんですから、あなたの方でも、皆瀬のダムとか、鎧畑のダムがどんどんできておりますが、そういう補償問題で、あなたのところに必ず陳情その他起ってくるのです。雄物川の関係の農業水利事業でも問題が出てくる。この際、そういうことを閣内において統一させるというようなことで、科学的な補償の根拠というものをおきめになられる御意思はありませんか。