根本龍太郎の発言 (予算委員会第三分科会)

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○国務大臣(根本龍太郎君) 小笠原さんが御指摘になりました点は、これは政府としても望むところでございます。ところが、私のかつて農林大臣をいたしておりましたが、買収を受ける立場になりますというと、いろいろの客観的事情のほか、主観的な要件が非常に入って参りまして、しかも、戦前のように、すぐに土地収用法にかける、強制執行をするというようなことなく、話し合いをするという段階のために、個々のケースが非常に違ってくる。一応政府が多目的ダムその他いろいろの土地買収をしようとする予算査定のときには、一応の統一的単価でやっておるのでありますが、現実の支払いになりますというと、お示しのように、非常にまちまちでございます。そのために、若干時間が、一年か二年のズレで、ほんの近くの所で非常に補償の金額が違うと、そのために、一たん終ったものでも、またさらにいろいろともんちゃくが出てくると、こういうことのために、非常にこれの実施に当る事業官庁が苦労するのみならず、その地元の町村並びに関係者が非常に困っておるので、これは、お示しのように、できるだけ各省が統一した客観的基準のもとに、こういう補償の問題を解決していきたいと思います。ただしこれは、非常に機械的には参りませんので、できるだけその基準によって、そして各省とも歩調を合せまして、だれが見ても、まあこの程度は、どこもみんな同じなんだということになりますれば、漸次これが一般の関係者も御理解になっていただけるようになろうと思いますので、お示しの線に沿ってさらに一段と努力をいたしたいと考えます。

発言情報

speech_id: 102815268X00319580325_024

発言者: 根本龍太郎

speaker_id: 23556

日付: 1958-03-25

院: 参議院

会議名: 予算委員会第三分科会