三浦一雄の発言 (農林水産委員会)
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○国務大臣(三浦一雄君) 生産の順調な伸びにかかわりませず、消費がこれについていけない。消費の面においてわれわれの予期した通りには成果が上らなかったということによって、ここに一つのギャップを生ずる。そうして緊急の対策をせざるを得ない、こういうことになったのでございまして、これは酪農を推進した当時からこの事態を予想いたしまして、そうして対策の十全を期すべきであったものと、こう思うのであります。しかしながら、そのことは、他を責めても仕方がないことでございますので、当面しております問題を解決せざるを得ない、こういうことにまあ考えております。従いまして、今回の措置は、今、畜産局長から大体の考え方等について申し上げたのでございますけれども、年間七十万石程度の生産がありますものが、ここにバランスを失して剰余を来たしている、こういうことになります。そうしますと、この余った乳を恒久的にどういうふうにこれを仕向けていくかということにならざるを得ないわけであります。そうしますと、おのずからここに現在在庫としてありますものと、生産されてきますものとの関係を調整しまして、そうして臨機の措置をとり、同時にまた、他面消費の拡大をしつつ、その対応の政策を立てて参りたい、こういう考え方でございますが、そうしますと、勢い安定した一つの消費面を求めざるを得ない、こういうことになるわけであります。他面、学校給食等は、あるいは教育の面から、さらにまた学童の体位向上の面から、この問題を学校給食法等の特殊立法もいたしまして進めておるのでございますが、やはりこの計画の根底をなすものは、体位向上等に着眼いたしまして乳製品等を使っていきたい、こういうことから出ているわけであります。従いまして、この両者の関係を調和しまして、そうしてその面に役立ちたいというのがわれわれの念願でございますが、今御指摘になりました大蔵当局もしくは文部当局との提携の問題でございますが、われわれとしましても、その配慮のもとに取り進めております。ただし、文部省との関係におきましては、ばく然とした問題をただ持っていくわけには参りませんので、一応われわれの立案しておりまする計画が、やや具体的になりましたら、実施の方面について細目の打ち合せをしたいという心がまえでいっているのでございまして、決してわれわれがただ独善的に、そうしてまた各省との連絡なしに取り進めておらぬということを、御了解を得たいと思う次第でございます。