島村軍次の発言 (農林水産委員会)

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○島村軍次君 私のお尋ねしておりまするのは、感じの問題と同時に、とるべき施策の構想について、時期がおくれて具体性がないじゃないか。こういうことを申し上げておるわけです。で、一応の考えぶりはそれはわかりますよ。わかりますが、この消費と生産との間のつり合いというものが、これは農林省でお考えになっておるのと一般の考えとは、相当の隔たりがある。だからして、その構想をもう少し雄大にして、そうして早く手を打たるべきじゃないか。値下げの申し入れがあったのは六月一日付で、その被害というか、実際乳価の引き下げに出合って、もう途中から牛を売ろうというような態勢のできることは、これは農業経営の弱点でありましょうが、そういうことで、一時集酪農地帯を作られて基礎ができかからんとするときに、こういう傾向になったということは、これはひとり農林省だけの罪とは申し上げませんが、これは繰り返すようでありますが、どうも手の打ち方が手ぬるいと、こういうことに尽きるんじゃないかと思うのです。それには、大臣は先般も何分スローモーだというお言葉があったようでありますけれども、スローモーでは私は決してないと思うのです。相当のお考えもお持ちになり、かつ、しっかりした御意見をお持ちになっておるのだから、その御意見を早く実現されるように、一つ措置を講じてもらいたいというのが、これは国民の声である。それには、やはり閣議において重要な問題として早く予算措置をとっていただくことを希望いたしたいと思うのであります。構想それ自身について、畜産局長の、必要なる予算措置は今講じておると言われますけれども、それは実際具体化したのは一つもないじゃないですか。あるいは基金法といい、あるいは今年おとりになったいろいろな学校給食に対する問題も、一応われわれは知っております。しかし、学校の子供の方からいきますと、ある一定の期間だけは――春ごろはなま牛乳の配給を学校給食で受けた。しかし、もう六月一日からこれはストップだ。脱脂粉乳は、実際学校に行ってごらんになったらわかりますよ。もうあすから脱脂粉乳になるのだから、もういやだ。これはおそらく小学校の一般の声である。これには啓蒙の足らぬところもありましょう。ありましょうが、必要な措置というものが、まだ予算が残っておるけれども、これは続いてやらぬのだという、そんな手ぬるいことじゃだめなんです。これは進んで学校の方も、もう一面において生乳が余っておるという際に、必要な措置をすぐ講ずべきじゃないか。こういう点に対して、文部省なり厚生省の方との打ち合せがどの程度進んで、どういう措置を具体的にやろうとしておられるのか。もう少し詳しく一つ説明を願いたい。

発言情報

speech_id: 102915007X00919580708_014

発言者: 島村軍次

speaker_id: 12861

日付: 1958-07-08

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会