清水康平の発言 (農林水産委員会)

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○説明員(清水康平君) 文部省におきます給食課の現状と今後の立場について、補足的に御説明申し上げたいと思います。
 御承知のように、学校給食もだんだんと拡充して参りまして、現在では完全給食、補足給食合せまして、八百万をこえる現状でございます。しかし、全国の小、中、高等学校を入れまして、約千八百万人ということを考えますと、まだ相当開きがあるわけでございます。小学校は大体六〇%ぐらいに達しておりますが、それにしましても、まだ農山漁村等はそれほど行ってはおりません。都会地の方は七五%になっておりまするが、農村の方は三五%ぐらいでございます。今後、もちろん都会地も拡充せねばなりませんが、農山漁村の方へも重点を置かなければならぬと思っております。なお、中学校は数年前から始めたばかりでございまして、これは非常に普及率は低うございます。それから夜間の高等学校の生徒に夜食としての給食がございますが、これはまだ非常に率から見たら低うございます。その方面に私どもといたしましては今後給食を発展さしていかなければならぬと考える次第でございます。今さら申すまでもなく、給食が体位の向上に非常に大きな役割を果しておる、また、それが教育的に見ましても、非常に大きな意義を持っておる、あるいはまた、国民の食改善の立場からいいましても、きわめて大きな意味を持っていることを考えますと、ますますその点を今後普及に努力いたして参りたいと思っている次第でございまして、現在、本年度の実情を申しますと、小麦粉は大体十四万八千トンでまかなっているわけでございます。それから脱脂粉乳といたしまして、二万五千トンというものを大体海外から入れる予定になっております。それにまあ、おかずということになっておるわけでございまして、合せまして大体一食分が十五円四十四銭程度ということになっているわけでございます。それで、その後国内の酪農との関係がございまして、先ほど来お話がございました通り、三十二年度の一月―三月にわたりまして、約十五万石に相当するなま乳を配給して――なま乳あるいはバター、脱脂粉乳を、十五万石に相当するものをやっているわけでございます。三十三年度におきましては、これまた先ほどお話がございました通り、二十万石に相当する牛乳あるいは乳製品を計画しておるわけでございまして、四月、五月にやりましたが、また十月から再開するということになっております。その後、実は先月の半ばごろから、私のところべも全国の知事会議の要望書というような――決議でございましたが、酪農関係との関係を考えて学校給食に大いにこれをやってもらいたいという話があり、数日来、文部省におきましても、外国から入れまする脱脂粉乳との関係を勘案し、あるいは将来ふえていく人員等を見まして、何とかしてこの協力と申しますか、積極的にこれを受け入れるようにしたらどうだろうかということで、ただいま文部省におきましては検討中でございます。ただ、私どもの立場から申しますと、御承知のごとく、学校給食費というものは父兄が負担しておりまして、主として義務教育が多いのでございますが、この給食費がそのために上ったのでは非常に困る。それから、いろいろ御心配下さるなま乳あるいは乳製品にしましても、これが断続的であっては困る。やはり計画に基き恒久的でなくてはならぬ。その立場はございますが、それを除きました以外におきましては、ただいまどのくらい協力できるか、本年はもちろん、将来につきましても、目下、数日来検討中というのが実情でございます。

発言情報

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発言者: 清水康平

speaker_id: 33407

日付: 1958-07-08

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会