平井義一の発言 (内閣委員会)

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○平井委員 ちょっと関連してお尋ねいたします。昭和二十九年に保安庁から防衛庁に改正をされ、さらに国防会議を設置するときにやはり憲法問題が出まして、そのとき公聴会をやりました。そのときの委員の諸君もおると思いますが、そのとき憲法の起草委員の一人の、今参議院議員であります野村吉三郎氏を参考人として呼びました。そのとき野村さんは、「起草委員の中で吉田、金森、私は、憲法九条は将来非常に問題になる。何とか一つこれを取り除きたいということをマッカーサーに申し上げたところ、マッカーサーが、これを聞かなければ天皇陛下を戦犯としてあした引っぱるということで、われわれはやむを得ず、泣く泣くこの憲法九条は承認いたしたのであります」と言ったことをはっきり私は覚えておる。岸総理はそういう話を聞いたことがあるか。また日本の憲法起草委員の意思によって憲法九条が作られたものか、あるいはアメリカの力によって憲法九条がうたわれたものであるか、これは内閣総理大臣として答弁をしようというのはまた問題になりますから、個人として、これは将来の憲法改正に非常に重大な問題でありますので、個人としての御意見を一つ聞かしていただきたい。

発言情報

speech_id: 103004889X00519581023_110

発言者: 平井義一

speaker_id: 27107

日付: 1958-10-23

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会