松野頼三の発言 (内閣委員会)

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○松野政府委員 調査会の法案ですから、結論はどうかということを私はここで即断するわけには参りません。ただ私がただいまの御質問にお答えできることは、農地法そのものに触れることなく、しかも過去の補償をやり直すような、そういう場面の補償はしない。この前提のもとに何らかの対策というものがまた別に考えられるという結論が出ますならば、それは当然その結論に従うつもりであって、全然結論がないではないかという御質問には、私はまだ御賛成いたしかねます。ただいまの二つの問題、すなわち農地法を新たにいじくるにあらざること、第二番目には、最高裁の決定もございますので、過去の補償が不正だとか、あるいは修正だとかいう意味にあらざる問題、その二つの問題は明確にしておきますが、そのほかに何らか社会的問題に対する対策あるいは救済的措置という結論が出て参りますならば、それはおのずからその調査会の結論を尊重するという意味でありまして、その二つを抜きにすれば全然結論がないではないかという御議論に、私はこの提案者としては賛成いたしかねます。その前提が二つありまして、なおかつ結論というのが出てくる問題が私たちはあると思う。その意味において衆知を集めて調査会を作ることが妥当だという意味でありまして、それで農林省所管にあらず、厚生省所管にあらず、大蔵省所管にあらず、総理府に持ってきたというのは、そういう幅の広い意味における調査をいたしたいという趣旨でありますので、どうかこの意味をよく善意で御了解願いたいと思います。

発言情報

speech_id: 103104889X02819590407_009

発言者: 松野頼三

speaker_id: 26627

日付: 1959-04-07

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会