松野頼三の発言 (内閣委員会各省設置法改正案等審査小委員会)
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○松野政府委員 五つの問題を正確にただいま記憶しておりませんが、一番大きなのは零細化が非常に目立ってきたということと、もう一つは農家所得が非常に減ってきたということが、その五つの中で一番大きな場面を占めておるように記憶しております。零細化が非常にふえてきたことは、これは農地法とか、すべての農業法の、農業だけにおける法律の規定にも関係いたしますが、それだけでは解決いたしません。要するに農家人口というものが非常に過大にふえてきた。戦争前におきましても相当の農家人口が都市に流出しておりましたが、ある時期にはこれが逆に逆流してきた。最近また多少都市人口の方に農村から流出の傾向はありますけれども、やはり相当なものが農村に、潜在失業者という名前か、あるいは潜在不完全な農業者という名前で今日内在しておることは事実でありますので、この方向を解決することが零細化の問題の一番大きなかぎではなかろうか。五つの問題のうちで私はいわゆる農家所得の低減ということと零細化ということが、私の念頭に、それはたしか昨年の三月ごろの農業白書じゃなかったかと思いますが、そう私は記憶しております。