板垣修の発言 (農林水産委員会)

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○政府委員(板垣修君) その点を御説明申し上げます。当然私どもといたしましては、北鮮帰還問題を決定するにつきましては、その背景なり、いろいろな問題、これは当然考慮に入れておりますし、実は事務当局といたしましても、いろいろと問題点をしぼって検討した次第でございます。ただ問題点は、
 この在日一部朝鮮人の帰還問題を決定した際に、韓国側がこれに対してどういう態度に出るか、どの程度まで出るかという点は実は予測がつかない問題であります。これを事前に憶測をいたしまして抑留漁夫あるいは李ライン内における出漁の問題、こういうような問題につきまして、これを先に決定をいたしまして、しかも、それがはっきりと日本政府の方針といたしまして閣議決定までするということは、これはかえって先方を非常に刺激いたしまして、予想以上の悪影響を連鎖反応的に起すというようなことでございますので、この点はいわゆる閣議で了解なり決定という形でやりませんで、それが発表されなかったわけでございます。しかし、実際問題といたしましては、閣議におきまして、外務大臣から釜山におる抑留漁夫の問題のみならず、その他につきまして、あらゆる問題点の発言をされまして、この点に対しまして将来起るべき事態に対してとるべき対策という点につきましては、十分討議はされております。ただ、今申し上げましたことによってそのことが発表されていないという事情はございます。

発言情報

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発言者: 板垣修

speaker_id: 719

日付: 1959-02-17

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会