愛知揆一の発言 (本会議)
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○国務大臣(愛知揆一君) 大体のところはただいま青木大臣からお答えいたした通りでございますが、いわゆる右翼の問題についていろいろ御心配でございますが、最近のいわゆる右翼の動向につきましては、法務省といたしましても十分に注意をいたしておるのでございます。たとえば、ただいまの状況におきましては、直ちに破防法によって規制することを要するというような疑いのある右翼団体は、ただいまのところは認められないのでありますが、傾向といたしましては、その方向に走るような言動をなす者もあるのでありまして、これらの点については十分に注視をいたし、また、しかるべき措置をとり得るようにいたして参りたいと思います。
次に、今日の右翼団体の大体の現状としては、それぞれの一応独自の思想や理念によって行動しているものと思われるのでございまして、外部の何者かによって、かいらい的に操縦されておるというものは認められないのでございます。いわんや、ただいま御指摘がございましたが、財界であるとか、あるいはまた政府であるとか、こういうようなところから、かいらい的にこれらを操縦するというようなことは断じてございませんので、その点の御心配は御無用と存ぜられるのであります。
次に、新橋ステージにおける事件につきましては、かような事件が発生いたしましたことは、私といたしましてもきわめて遺憾なことと存じます。ただいま青木大臣からお答えいたしましたように、私どもとしては、右翼たると左翼たるとを問わず、また事のいかんを論ぜす、暴力は絶対に排撃すべきであることは言うを待たないのでございまして、暴力の追放ということにつきましては、今後ともわれわれの念願として、信念として、絶対にこれを排撃するようにやって参りたいと思うのでありまして、このステージの事件につきましては現に捜査中でございますが、しかるべき結論が出ることと存じます。
次に、千葉食品、富士文化コンロ等について具体的な御質疑がございましたが、これは捜査といたしましてはただいま警察が担当しておられる段階でありますが、一面、法務省といたしましては、人権擁護の立場から、実はきわめて最近にも関係者から陳情や申し立てもございましたので、今後十分に調査をいたしたいと考えておるわけでございます。
大体以上お答えを申し上げました。(拍手)
〔政府委員赤城宗徳君登壇、拍手〕