笹森順造の発言 (予算委員会)

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○笹森順造君 以上三点で、政府の態度が明確になったと思いますし、また、いわゆる三原則なるものの理論の根底がすこぶる空疎のものであり、意味をなさないものであったということが私は感ぜられるのであります。従いまして、先ほどからのお話にもありましたように、たとえば一九五五年の周首相の、日台条約破棄は日中国交正常化開始の条件ではないと、あのときはそういうことを言っておったわけであります。従いまして、こういう思想は今急に変えられるべきものではなくて、そういう思想があるのだというような弾力性のあることを私どもは実は期待をしつつあり、また、そうあることによって初めて今後日中の関係が円滑に展開されていく希望が持たれるのではないかと思う。こういうところにもう一度考え直すようにする努力が、私としては野党にも努力をされるならば、そういう努力がむしろ必要であったので、それをそうでなく、向うの言いなりほうだいに三原則を押しつけられてきたような格好であることは、私としては非常に遺憾に考えておるわけであります。しかし、昨日の野党議員の発言等によりましても、相当弾力性があるものであるようなことをも考えられて、そこであるいは正常化談議をする場合についても、この政経分離論というものに対してもいろいろとまだ余裕があるのだということを言っておられるのが、私どもの一つの希望でもあろうかと思うので、そこで外務大臣は、何かそこに将来国交を開くという糸口でもあるならば、何か一つやってみようということがございまするならば、それをもう少しどういうことになればどういうことができるのだということを、たとえば今申しましたような誤解を解くということのために、どういうことであるならばどうするかというようなことがありましたならば、お答えを願いたいと思います。

発言情報

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発言者: 笹森順造

speaker_id: 7101

日付: 1959-03-31

院: 参議院

会議名: 予算委員会