瓜生順良の発言 (予算委員会第一分科会)
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○政府委員(瓜生順良君) あれは明治のころから、それを幾らかずつ改善はしております。それはやはり、ああいう服装は洋服ですから、外国の服装をある程度見まして、特に英国あたりの宮廷で行事があるときの服装なんかを見まして、それを幾らか変えましてああいう服装を作ったのでありまして、儀式とかああいう行事のありますときだけ着ているのでありまして、平素着ております場合には普通の服装ということにいたしております。儀式のときはやはり儀式らしくした方がいいというような意見の方が多うございまするし、特に外国からお客の見える場合の儀式的な儀礼の場合には、やはりそういう服装で、きちんとしていた方が、外国に与える印象もよろしいというようなことがございまして、これは一種の制服として、そういうときだけ着る制服を作って、そういう場合だけにそういうものを着ているわけであります。
それから、あとの方の御婚儀の際に、たとえば十二単を新調すればどのくらいかかるものだろうかということでございますが、これはその材料の選び方にもよるようでございまするけれども、まあざっと百二、三十万、それを調製するためには、注文してからでき上るまでには十カ月かかる。というのは、織り方が特別の織り方なものでありますから、現在そういうものをほかに使っておりませんから、特にそれを織るということになりますと、できるまでに十カ月かかります。そういうこともありましたし、御婚儀の準備といたしまして四月には間に合わないのであります。なお一面、簡素を旨としてという意味から、むだを省こうというので、それ以前お使いになったものを、悪い部分を取りかえるという修理の程度で今度の式にはお着になるわけでございます。