予算委員会第一分科会
⚠️ 発言のコピー・転載時は出典元URL(kokkai.ndl.go.jpおよびkokkai-data.com)を必ず残してください。改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。
会
会議録情報#0
昭和三十四年三月二十三日(月曜日)
午後二時三十七分開会
—————————————
昭和三十四年三月二十日予算委員長に
おいて本分科担当委員を左の通り指名
した。
石坂 豊一君
泉山 三六君
大沢 雄一君
木暮武太夫君
小柳 牧衞君
堀木 鎌三君
荒木正三郎君
高田なほ子君
山田 節男君
加賀山之雄君
—————————————
出席者は左の通り。
主査 小柳 牧衞君
副主査
山田 節男君
委員
石坂 豊一君
大沢 雄一君
木暮武太夫君
堀木 鎌三君
高田なほ子君
政府委員
宮内庁次長 瓜生 順良君
皇室経済主管 高尾 亮一君
事務局側
参 事
(庶務部長) 小沢 俊郎君
衆議院事務局側
参 事
(庶務部長) 知野 虎雄君
裁判官弾劾裁判所事務局側
参 事
(事務局長) 隈井 亨君
国立国会図書館側
参 事
(管理部長) 枝吉 勇君
—————————————
本日の会議に付した案件
○正副主査の互選
○昭和三十四年度一般会計予算(内閣
提出、衆議院送付)
○昭和三十四年度特別会計予算(内閣
提出、衆議院送付)
○昭和三十四年度政府関係機関予算
(内閣提出、衆議院送付)
〔年長者石坂豊一君仮主査とな
る〕
—————————————
この発言だけを見る →午後二時三十七分開会
—————————————
昭和三十四年三月二十日予算委員長に
おいて本分科担当委員を左の通り指名
した。
石坂 豊一君
泉山 三六君
大沢 雄一君
木暮武太夫君
小柳 牧衞君
堀木 鎌三君
荒木正三郎君
高田なほ子君
山田 節男君
加賀山之雄君
—————————————
出席者は左の通り。
主査 小柳 牧衞君
副主査
山田 節男君
委員
石坂 豊一君
大沢 雄一君
木暮武太夫君
堀木 鎌三君
高田なほ子君
政府委員
宮内庁次長 瓜生 順良君
皇室経済主管 高尾 亮一君
事務局側
参 事
(庶務部長) 小沢 俊郎君
衆議院事務局側
参 事
(庶務部長) 知野 虎雄君
裁判官弾劾裁判所事務局側
参 事
(事務局長) 隈井 亨君
国立国会図書館側
参 事
(管理部長) 枝吉 勇君
—————————————
本日の会議に付した案件
○正副主査の互選
○昭和三十四年度一般会計予算(内閣
提出、衆議院送付)
○昭和三十四年度特別会計予算(内閣
提出、衆議院送付)
○昭和三十四年度政府関係機関予算
(内閣提出、衆議院送付)
〔年長者石坂豊一君仮主査とな
る〕
—————————————
石
石坂豊一#1
○仮主査(石坂豊一君) ただいまより予算委員会第一分科会を開会いたします。
本院規則第七十五条によりまして、私が年長のゆえをもちまして、正副主査の選挙を管理させていただきます。
これより互選を行います。互選は投票でやりますか、便宜、どういうふうにやりますか。
〔「一任」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →本院規則第七十五条によりまして、私が年長のゆえをもちまして、正副主査の選挙を管理させていただきます。
これより互選を行います。互選は投票でやりますか、便宜、どういうふうにやりますか。
〔「一任」と呼ぶ者あり〕
石
石
石坂豊一#3
○仮主査(石坂豊一君) 御異存ないと認めます。
それでは、主査に小柳牧衞君、副主査に山田節男君を指名いたします。
—————————————
〔小柳牧衞君主査席に着く〕
この発言だけを見る →それでは、主査に小柳牧衞君、副主査に山田節男君を指名いたします。
—————————————
〔小柳牧衞君主査席に着く〕
小
小柳牧衞#4
○主査(小柳牧衞君) 皆さんの御推薦によりまして、私が主査の職務を行うことになりました。どうぞ御協力をいただきます。
これより本分科会の運営を行なっていきたいと存じます。
審査に入ります前に、議事の進め方につきましてお諮りいたしたいと存じます。ちょっと速記をとめて下さい。
〔速記中止〕
この発言だけを見る →これより本分科会の運営を行なっていきたいと存じます。
審査に入ります前に、議事の進め方につきましてお諮りいたしたいと存じます。ちょっと速記をとめて下さい。
〔速記中止〕
小
小柳牧衞#5
○主査(小柳牧衞君) 速記を始めて下さい。
当分科会は、昭和三十匹年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府のうち防衛庁、調達庁、経済企画庁、科学技術庁を除きました部分、及び法務省所管、並びに他の分科に属しないものを審査することになっております。
この発言だけを見る →当分科会は、昭和三十匹年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府のうち防衛庁、調達庁、経済企画庁、科学技術庁を除きました部分、及び法務省所管、並びに他の分科に属しないものを審査することになっております。
小
小柳牧衞#6
○主査(小柳牧衞君) 本日は皇室費、国会の審査を行い、明日以後の分科会につきましては、本日の分科会終了後に検討いたしたいと存じます。皇室費については、一部二十六日に保留することとし、二十六日中には各分科会の主査の報告を終了することで御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
小
小
高
高尾亮一#9
○政府委員(高尾亮一君) 昭和三十四年度皇室費の歳出予算について、その概要を説明いたします。
本歳出予算に計上いたしました金額は五億一千九百七十二万円でありまして、その内訳は、内廷費五千万円、宮廷費四億五千六百二十二万円、皇族費一千三百五十万円であります。これを前年度予算に比較いたしますと、一億三千七百五十万六千円の増加となっております。
おもなるものについて、事項別に申し述べますと、内廷費は、皇室経済法第四条に基き、同法施行法第七条に規定する定額を計上いたすことになっておりますが、本年度は、前年度と同額を計上いたしております。
宮廷費は、内廷費以外の宮廷において必要な経費を計上したものであります。
その内容といたしましては、皇室の公的御活動に必要な経費約四千七百万日、その他皇室用財産の管理等に必要な経費約四億九百万円であります。三十三年度予算額三億一千八百七十一万四千円に比較いたしますと、一億三千七百五十万六千円の増加となっております。その増加の理由は、東宮御婚儀費一千九百六十六万六千円、正倉院新宝庫建設費二千三百六十万五千円及び大宮御所庭園整備費一千十六万円が新規計上された反面、宮殿造営調査費五百六十四万五千円、京都御所小御所の復旧費一千三百五十三万八千円がそれぞれ事業の完了により減額となったほか、前年度より計上されております東宮御所新営費を含む特別営繕費等が、前年度の二億九千九百五十三万一千円から、今年度四億二百七十八万九千円に増額になったその差引増によるものであります。
皇族費は、皇室経済法第六条に基き、同法施行法第八条に規定する定額によって計算した額を計上いたすことになっておりますが、本年度は、秩父、高松、三笠の三宮家に必要な経費として、前年度と同額を計上いたしております。
以上をもちまして、昭和三十四年度皇室費歳出予算の概要の説明を終ります。
この発言だけを見る →本歳出予算に計上いたしました金額は五億一千九百七十二万円でありまして、その内訳は、内廷費五千万円、宮廷費四億五千六百二十二万円、皇族費一千三百五十万円であります。これを前年度予算に比較いたしますと、一億三千七百五十万六千円の増加となっております。
おもなるものについて、事項別に申し述べますと、内廷費は、皇室経済法第四条に基き、同法施行法第七条に規定する定額を計上いたすことになっておりますが、本年度は、前年度と同額を計上いたしております。
宮廷費は、内廷費以外の宮廷において必要な経費を計上したものであります。
その内容といたしましては、皇室の公的御活動に必要な経費約四千七百万日、その他皇室用財産の管理等に必要な経費約四億九百万円であります。三十三年度予算額三億一千八百七十一万四千円に比較いたしますと、一億三千七百五十万六千円の増加となっております。その増加の理由は、東宮御婚儀費一千九百六十六万六千円、正倉院新宝庫建設費二千三百六十万五千円及び大宮御所庭園整備費一千十六万円が新規計上された反面、宮殿造営調査費五百六十四万五千円、京都御所小御所の復旧費一千三百五十三万八千円がそれぞれ事業の完了により減額となったほか、前年度より計上されております東宮御所新営費を含む特別営繕費等が、前年度の二億九千九百五十三万一千円から、今年度四億二百七十八万九千円に増額になったその差引増によるものであります。
皇族費は、皇室経済法第六条に基き、同法施行法第八条に規定する定額によって計算した額を計上いたすことになっておりますが、本年度は、秩父、高松、三笠の三宮家に必要な経費として、前年度と同額を計上いたしております。
以上をもちまして、昭和三十四年度皇室費歳出予算の概要の説明を終ります。
小
高
高田なほ子#11
○高田なほ子君 二、三点伺わしていただきたいと思っております。
皇室が民主化され、そうしてまた国民の皇室に対して親愛の情を深く抱くという傾向、この傾向は大へん私どもとして喜ばしいことでございます。特に今度の皇太子様の御結婚また溝宮様の御婚約の発表、この二つの問題を通して、これは飾りなくすべての国民が喜び、またこの喜びを一そう皇室と国民を結ぶ民主的な強いきずなにしたいと考えておる点も、見のがすことはでざないと思うのです。そこで、直接予算の問題ではございませんが、今回の御婚儀に際しては、御婚儀の模様をぜひ国民はうかがい知りたい、こういうような強い熱意を持っておることは、宮内庁も十分御承知だと思うのです。しかし最近の報道によりますと、お杯事の儀については、テレビも報道陣も諸般の都合でこれを差しとめなければならないというような結論が出たように聞いておるわけであります。いろいろ新聞等に報道された原因については、一応私どもとしては、なるほどそういうこともあるかなという気持もしないわけではございませんが、漏れ聞くところによりますと、お杯事のその場所、これは単に十三人あるいは十四人の方がお入りになるだけ下あって、あとは大へん狭いからというようなお話であるそうですが、私どももまだこの賢所に伺ったことがございませんから、その広さ等については私どもも認識外にございますが、報道陣が入るぐらいの余裕はあるのだと一部の方々なども言っておるわけでありますので、何とか国をあげての喜びの気持、そうしてまた民主的な今度の御婚儀についての国民の期待というものが結びつくことによって、初めて私は皇室と国民がほんとうの意味で結びつく民主的な形が作り上げられていくのじゃないか、こんなふうに考えますので、何とかその御婚儀の全部の模様が、テレビや報道陣等によって、詳細に国民にわかるような方法をさらに御研究いただくという余裕というものはないものか、この点についてお尋ねをしたいと思います。
この発言だけを見る →皇室が民主化され、そうしてまた国民の皇室に対して親愛の情を深く抱くという傾向、この傾向は大へん私どもとして喜ばしいことでございます。特に今度の皇太子様の御結婚また溝宮様の御婚約の発表、この二つの問題を通して、これは飾りなくすべての国民が喜び、またこの喜びを一そう皇室と国民を結ぶ民主的な強いきずなにしたいと考えておる点も、見のがすことはでざないと思うのです。そこで、直接予算の問題ではございませんが、今回の御婚儀に際しては、御婚儀の模様をぜひ国民はうかがい知りたい、こういうような強い熱意を持っておることは、宮内庁も十分御承知だと思うのです。しかし最近の報道によりますと、お杯事の儀については、テレビも報道陣も諸般の都合でこれを差しとめなければならないというような結論が出たように聞いておるわけであります。いろいろ新聞等に報道された原因については、一応私どもとしては、なるほどそういうこともあるかなという気持もしないわけではございませんが、漏れ聞くところによりますと、お杯事のその場所、これは単に十三人あるいは十四人の方がお入りになるだけ下あって、あとは大へん狭いからというようなお話であるそうですが、私どももまだこの賢所に伺ったことがございませんから、その広さ等については私どもも認識外にございますが、報道陣が入るぐらいの余裕はあるのだと一部の方々なども言っておるわけでありますので、何とか国をあげての喜びの気持、そうしてまた民主的な今度の御婚儀についての国民の期待というものが結びつくことによって、初めて私は皇室と国民がほんとうの意味で結びつく民主的な形が作り上げられていくのじゃないか、こんなふうに考えますので、何とかその御婚儀の全部の模様が、テレビや報道陣等によって、詳細に国民にわかるような方法をさらに御研究いただくという余裕というものはないものか、この点についてお尋ねをしたいと思います。
瓜
瓜生順良#12
○政府委員(瓜生順良君) このたびの御婚儀の際の報道の関係のことでございますが、賢所の前の方の庭舎の握舎、そこへは約千人はかりの力の御参列を願います。で、国会議員の方がおいでになりました場合もそこへ新聞の報道関係の人もその一部はまあ入っていただくわけでありますが、一般に対します報道の関係は、まあ従来でありますると、その賢所の地域で写真をとって中継をするというようなことは全然なかったわけで、普通写真をとることも、なかなか従来賢所に対する一つの信仰的な気持があって、なかったのでございますが、しかしながらそれではいくまいというので、この四月十日の場合におきましては、賢所の参列をなさっておりまする位置の一部のところに写真班の場所を置きまして、そこからニュースも写真もとる、で、それがテレビなんかで中継放送もされるというように考えられているわけでございまして、参列をなさっております席からごらんになれるその状況は、その時刻に一般に中継放送して、全国民の方にその模様もお知らせするというふうに考えているのでありますが、しかしながら、問題がありまするのは、この賢所の中ヘカメラを入れて、そうしてお杯事をなさっているのを、その中からとって、それを一つ中継もしたいというような希望が報道関係から出ておりましたのでございまするが、しかしこの賢所の中となりますと、これはまあ信仰的ないろいろの昔からの気持もございまして、その中へそういう人を入れまして、そこでお杯事をなさるということについては、どうもそこまではちょっと踏み切るのは無理だ。賢所といいますと、その建物はそう大きい建物でございませんので、まあこの部屋の半分くらいで、そこで奥の方と前の方……、そこへ皇太子殿下、妃殿下になられるお方が入られる、それに対して侍従とか長官とかそういう人が入る。掌典長とか掌典とか、そういう人も入られる。服装は古代の服装でございますから、賢所の中は一ぱいになってしまうので、その中へほかの人が入るのは無理なんです。そこヘカメラを入れたりしますと、せっかくの荘厳な気分がこわれるおそれもありまするし、一般の参列の方は、その前の方と後の方に広い庭がございまして、そこにずっとこういう握舎がございまして、そこへずっと入っていただきまして、そこから見ていただく。カメラも、そこのところから少し遠くなりますけれども、中へ入れるということは、これは御遠慮願いたいというのでございまして、新聞報道の関係で、国内の記者の十四名の参列の方も、一般の参列の席におられるわけです、中へはだれも入らないわけでございます。場所がそういうふうな狭いところでございまするし、そこへ入りますると、気持の上でせっかくの儀式の気分がこわれるという点がございます。しかし模様はできるだけ国民の方にお知らせする意味で、参列者の席からとりました写真は中継放送して皆さんにごらんに入れるというつもりでございます。
この発言だけを見る →高
高田なほ子#13
○高田なほ子君 一説によりますと、まあ私は写真のことはよくわからないのですが、望遠レンズのようなものを使って遠いところから大きく写るようなそういうやり方についても、宮内庁の方で何か制限をされておるというようなことも一説にあるのですが、別にそういうことはないのですか。
この発言だけを見る →瓜
瓜生順良#14
○政府委員(瓜生順良君) 望遠レンズの問題は、中を見せる、正面のところからずっと賢所の中の方を望遠レンズで写して、それを放送したいという希望は実はあったことはあったのでございます。しかしこれに対しましても、まあその中のそういうところを望遠レンズでとって放送するということについて、やはりまあ賢所に対する信仰上の気持から、そこは御遠慮願おう。望遠レンズなしでとって、普通の人の目に見えるようなところで写真をとって放送していただくということは差しつかえないというふうに申し上げたので、これも賢所に対する特別の従来からの気持の点でそういうふうに考えております。まあ古い考えの方は、外からレンズでとって中継放送することに対しても相当な異論があったわけでございますが、そこは踏み切ろうというので踏み切ったのでまあそういう点は御了承を得たいと思います。
この発言だけを見る →高
高田なほ子#15
○高田なほ子君 なかなかいまだに里の上の空気は、私どもは別に雲の上の空気というふうに感じないで、皇室の雲の上にあるのを今度国民とともにいう形になっていただくことを強く希望し、また陛下や皇后様もそういうようなお気持がずいぶんお強いのではないかと思うので、まわりにいる方々が、必要以上の憶測や、必要以上の御遠慮をなさることは、むしろ皇室自体のお気持にそぐわないような点も十分に御考慮下さって、たびたび皇太子様の御婚儀があるわけじゃございませんが、どうか一歩でも二歩でも、国民ともっと親しくなるという点について十分に御留意をわずらわしたいと思うのです。
次にお伺いしたいことは、今度の御婚儀は、予算から見ますというと、一して組まれているわけでございます。私がお尋ねしたいのは、この東宮御婚儀費の中で正田美智子さんも相当に御婚儀に御苦労をなさり、御準備のために御苦労なさり、また相当の御費用も重ねておられるのじゃないか、このようなことは、私事に何もここでくちばしを入れるつもりはさらさらないのでございますが、一体、東宮御婚儀費の中に、東宮妃になられる方のための御費用、こういうものはどういうような内割りで含まれておりますのか、御説明をわずらわしたいのです。
この発言だけを見る →次にお伺いしたいことは、今度の御婚儀は、予算から見ますというと、一して組まれているわけでございます。私がお尋ねしたいのは、この東宮御婚儀費の中で正田美智子さんも相当に御婚儀に御苦労をなさり、御準備のために御苦労なさり、また相当の御費用も重ねておられるのじゃないか、このようなことは、私事に何もここでくちばしを入れるつもりはさらさらないのでございますが、一体、東宮御婚儀費の中に、東宮妃になられる方のための御費用、こういうものはどういうような内割りで含まれておりますのか、御説明をわずらわしたいのです。
高
高尾亮一#16
○政府委員(高尾亮一君) 御婚儀の曹用は、ただいま申し述べましたように一千九百万円余組んでございますが、これは内容を申しますと、大体において、普通でいいます御披露宴に関するものが大部分でございまして、御披露にお呼びになる約三千人余の方々を御招待するわけですが、そのときの食事の費用とか、記念の品の費用とか、そういうものでございまして、もっぱら公的な関係だけに限られております。それで、ただいまお尋ねのございました東宮妃殿下になられる方の関係といたしましては、これもやはり同じ思想で、公的な儀式その他必要な着物類、それだけが組まれているだけでございまして、その金額は約百五十万円ばかりでございます。そのほかには妃殿下だけの関係としてはございません。
この発言だけを見る →高
高田なほ子#17
○高田なほ子君 今度の御婚儀で妃殿下になられる正田美智子さんの費用は大体百五十万円という御説明がございました。しかし一部週刊誌や新聞等では、かなり正田美智子さんの持ち物等についても紹介されているわけです。これは私どもから考えますと、大へんな費用になるように思うわけでございます。振袖、ロープ・デコルテ、ロープ・モンタント、お靴というように、実に二十組もお振袖を作って持っていかれるという、そのことを考えただけでも、これは大へん妃殿下になられる方の経済的な負担というものはまことに大きい。むしろ当初御婚約発表になったときには、行李一つでというようなお話もありましたのが、だんだんと大げさになってきてしまって、ちょっと想像のつかないような御仕度をされているようですが、これは個人の負担としてはなかなか容易ならざるものではないだろうか。また御婚儀に際して両陛下あるいはまた皇族、これらの方々に対するおみやげ等、これまた一部報道するところによりますと、容易ならざる金額が書かれておりますが、それが真か偽かわかりませんが、あまりにも個人の負担というものがかかり過ぎるようであります。このことは、私ども一般の民間の最近の結婚は、金を使わず、簡素化しなければならないということは、最近の風潮であり、政府もまた新生活運動の中で、結婚の問題については、できるだけ節約をしていく、こういうような建設的な方向に進んでおるわけでありますが、実際、御仕度の面から見ると、お振袖が二十組なんていうことになると、どうも私どもには合点のいかない点でありますが、おそらくこれは宮内庁あたりでも、かくかくしかじかのものをそろえたほうがいいというような、そういうアドバイズがあられるのじゃないだろうか。もしそういうアドバイズがされて、たくさんの経費を使わなければならないとするならば、これは容易ならざることではないかという気が私はしたのです。これは娘を持つ母親としての真情であって、まことにこの点について一体どういうふうにアドバイズなされておるのか。また、東宮仮御所に参られた正田美智子さんの服装が礼儀にかなっているとかいないとかということは、東宮様、皇太子様ではなくて、はたの者からそういうことが出てきているということ、こういうようなことから考えると、正田美智子さんの結婚の御準備等について、かなり回りの者が口やかましくいろいろ指図をされるので、結局、膨大な個人負担というものにかかってくるような気がしてならない。できるならば一民家から東宮妃殿下として上られる立場の方でありますから、ある程度の御用意は必要であるかもしれませんが、あまりにも最近の報道を見ると、大げさにすぎるようでありますが、どういうようなアドバイズをされるものでありますか。一応この点を伺わしていただきたいし、今後の問題もあると思いますから、この点については十分な説明をしていただきたいと思います。
この発言だけを見る →瓜
瓜生順良#18
○政府委員(瓜生順良君) 正田美智子さんのいろいろ御結婚に必要なものとしてお作りになっておるものというので、新聞、雑誌なんかで、いろいろ記事が載っておるのを私も拝見しておりまするが、その中には、相当大げさに書いておられるものが相当あります。われわれの方といたしましては、むだなものはお作りにならないように、必要なものだけにとどめていただくようにしております。しかも、この式の前後に必要なものだけを今調製して、御成婚後に必要なものは、こちらへおいでになってからお作りになればよろしいからというふうに申し上げておる次第であります。なお、いろいろお作りになっておるもののうちで、公式の儀式に要るようなものは、先ほど申しましたように、宮廷費という国の予算の方で作りまするが、私的な、たとえば今の振袖なんかの中でそういう部分もあるかと思いまするが、それからいろいろ御旅行のためにお出かけになるときの服装とか、御参拝になるときの服装ですとか、そういうようなものにつきましては、これはいずれにしてもこちらへ持って、おいでになりまするので、しかもこちらへおいでになってから必要なものでございますので、実を申し上げますと、皇室の内廷費でお作りしておるわけであります。このおみやげの関係は、そうたくさんの経費ではないと思います。何か、一部雑誌では、宝石の何とかを持ってこられるとか……、そういうことはございませんので、皇室のおつき合いのおみやげというのは非常に簡単でございます。鮮鯛料とか、それにちょっと羽二重をつけるとか、その程度のもので、そうぎょうさんなものではございませんので、新聞、雑誌にありましたようなものではございません。ある程度、正田さんでも費用はおかかりになると思いますけれども、しかしながら普通のお嫁入りの場合に見まするいろいろな家財道具のようなもの、これも皇室の方でお作りになりますから、「たんす」をたくさん持ってこなければならないとか、そういうことはございません。御経費としては一般に想像するようにそんな経費はおかかりにならないと思います。先ほど申しましたように、こちらへ持ってこられる、こちらへ持ってこられてから必要なものというのは、内廷費でやっておりますから、そう大きな負担にはならないと思います。なお今後のなされ方につきましても、皇室の現在のなさり方は簡素を旨としてやっておりますから、むだのないようにやっていただくように私どもも考えておりまするし、今後のお二人の御生活においてもそういうふうなお気持でなされるだろうと思っております。
この発言だけを見る →高
高田なほ子#19
○高田なほ子君 この点については、大へんくどいようでありますけれども、とくと御注意くださいまして、それでなくとも娘がお嫁に行くという場合には、親は借金を質に置くというわけですから、まさか正田家ではそういうことはもちろんないと思いますが、いずれにしても男の人が考えるような経費とはちょっと結婚の経費というものは違う。目に見えないところに大へんなお金がかかるのでありますから、十分にこの点については御注意いただいて、正田家にも意のあるところが十分伝わって御負担にならないようにしていただけるように再度御注意をいただきたいと思います。次にお尋ねしたいことは、義宮様もやがては御婚約にだんだんおなりになるのでありますが、ただ皇室の伝統は、やはり皇位継承という意味で御長男の方に重点が置かれるようでございます。しかし、新しい今日の民法は、長男も次男も三男も、あるいはまた長女も次女も、こういうような平等の原則に立っているのが新憲法の建前だろうと存じます。今回の東宮御婚儀にくらべて、平民で言えば次男に当られる儀宮様もこれらの御婚儀等については、今日は従来の伝統を継承するのではなくて、いかようにこれを取り扱うかというような点についても、相当新しい感覚で御留意なさる必要があるのではないか。こういう点について宮内庁としては、すでに御年配も近ずいておりますので、どういうお考えをお持ちになっていらっしゃるかお伺いすることと、もう一つは、清宮様の今度の御婚約でありますが、一万三千円のサラリー・マンである夫君になられる方に対しては、どんな困難にも堪えしのびますというような、そんなお話が新聞に載っておりました。私もこのお言葉には非常に感銘深く、また感激もしておるわけであります。まあ、しかし実際問題としては、なかなか一万三千円の生活というのは苦しい生活ですから、これは無理なことは申し上げるまでもないわけであります。将来の生活計画等については内々一部の報道陣等についても出されているようでありますが、正式の機関ではどんなふうにおなりになるのかという点については御説明いただく機会がありませんので、幸いおいでになりましたので、その点についても予算の上から御説明をいただきたい。
この発言だけを見る →瓜
瓜生順良#20
○政府委員(瓜生順良君) 前段の義宮様の御結婚のこと、これは今まだ実はその準備にかかっておりません。現在、東大の研究室で動物学の研究をなさっておって、まあ、そのうちにはそういう問題を考えなくちゃいかぬのですけれども、まだここ一両年はその問題については具体的になることは早いのじゃないかというふうに考えております。義宮様が御結婚になりまするというと、そのときのいろいろ準備の関係は、皇太子殿下の場合に比較いたしますると、やはりずっと簡素になると思います。これはやはり皇太子殿下は御身上皇位を継承される方ときまっている方であります。義宮様は皇位継承の第二順位の方で、皇位継承権はお持ちではございまするが、必ず皇位につかれるという方でありませんので、一般国民の関心においても皇太子殿下の場合とは幾らか違うと思います。皇太子殿下の場合に比較いたしますれば、もう少しく簡単に行われると思います。しかしながらやはりこの第二皇子としての御地位にかんがみて、相当のことはしなければならないと思っておりますが、何分にも今のところ、何もそういうことは具体的に検討に入っておりませんので、気持だけを申し上げた次第でございます。
それから清宮様の御結婚になりますると、その配偶になられる島津久永さんは、新聞にもありましたが、手取りが一万三千円ということであります。収入としてはそう多くありませんが、しかし大学を出まして二年目というのはそれが普通の給与でございます。それでだんだんにはふえていかれると思います。それだけで生活なさるかという問題になりますると、実は、皇室経済法で、内親王が皇籍を離脱される場合においては、金額でいいますと、千五百万円以内をおあげすることに法律ではなっております。そういうような基金を上手に運用されていけば、一万三千円だけでなくて、もっと上の収入の生活もなされることができると思うのでございまして、なお島津さんは地所、建物を持っておられますから、そういうのを修理等をなさっていけば、どこか地所を買って、それから建てなければならぬということもありませんので、まあ生活は立っていかれるだろうと思っております。もちろんそう楽な生活とは考えられませんけれども、現在、他の、前の内親王であった東久邇様でも、鷹司様でも、池田様でもやはりそう楽な生活をなさっておるわけではございません。しかし、といって非常に困っていられるというわけじゃない。まあ、こういっゃなんですが、中の生活をなすっておるということで、そこにかえってまた、別の意味の人間としての生活の味わいを見出しておられますので、そういうように清宮様もなされるだろうと思う次第でございます。
この発言だけを見る →それから清宮様の御結婚になりますると、その配偶になられる島津久永さんは、新聞にもありましたが、手取りが一万三千円ということであります。収入としてはそう多くありませんが、しかし大学を出まして二年目というのはそれが普通の給与でございます。それでだんだんにはふえていかれると思います。それだけで生活なさるかという問題になりますると、実は、皇室経済法で、内親王が皇籍を離脱される場合においては、金額でいいますと、千五百万円以内をおあげすることに法律ではなっております。そういうような基金を上手に運用されていけば、一万三千円だけでなくて、もっと上の収入の生活もなされることができると思うのでございまして、なお島津さんは地所、建物を持っておられますから、そういうのを修理等をなさっていけば、どこか地所を買って、それから建てなければならぬということもありませんので、まあ生活は立っていかれるだろうと思っております。もちろんそう楽な生活とは考えられませんけれども、現在、他の、前の内親王であった東久邇様でも、鷹司様でも、池田様でもやはりそう楽な生活をなさっておるわけではございません。しかし、といって非常に困っていられるというわけじゃない。まあ、こういっゃなんですが、中の生活をなすっておるということで、そこにかえってまた、別の意味の人間としての生活の味わいを見出しておられますので、そういうように清宮様もなされるだろうと思う次第でございます。
高
高田なほ子#21
○高田なほ子君 今、両陛下のお住まいになっていらっしゃる御文庫の改造をおやりになっているように聞いておりますが、これはいつ完成することになっておるのですか。また皇后様のお住まいになっているところが大へん湿気がひどくて、たびたびおかぜになるというようなことも伺っております。私どもといたしましても、湿気の強いところに住居を設けるなどということは大へん常識はずれのことで、健康をそこねるような、そんな悪い環境になぜそのお住居を置かなければならないのか、まことに私、不思議にたえない。こういうような点については、ここに宮殿造営調査費五百六十四万五千円というのが組まれておるわけですが、これは継続経費としてお組みになっていらっしゃるのかどうかわかりませんが、現在のお住居とこの調査費というものがどういう関係になっているのか。将来両陛下の御住居についてはどのような計画になっておりますものか。これはすでに国会でも一部御説明になった点もあるようですが、あらためてお尋ねをしておきたいと思う。
この発言だけを見る →瓜
瓜生順良#22
○政府委員(瓜生順良君) 両陛下のお住居の関係でございますが、現在お住居の御文庫の改造をやっているということはございませんので、数年前に改造されまして、そのままでございます。現在は別に改造中でもございません。なおこのお住居のところが湿気が多くて云々という新聞の記事もございましたのですが、このお住居のところの空気の模様、湿気の模様、これは常に調査をいたしておりまするが、現在のところでは湿度は普通の市内と同じなので、特に悪いということではございません。それから、ほこりなんかの関係は、これは麹町あたりのいろいろな、保健所で毎年ずっと、毎月のように調査をいたしておりまするけれども、御文庫の屋上にもそういうような設備をしまして、空気のよごれ工合を調査いたしておりまするが、その指数が御文庫のところで一〇ぐらいで、麹町のところが二一ぐらい。ずっと向島とかああいうところはずっと悪いのでございまするが、一〇といいますと東京都内ではちょうど石神井と同じでございます。青梅が八ですから、青梅よりは悪い。しかし特に世間でお考えほどは悪くはないのでございます。そこの湿気の点でいろいろ言われますのは、数年前に、御文庫を改造いたしまする前に湿気が多かった。これは戦時中大急ぎで作られた建物で、一トンの爆弾が落ちてきても通らないようにというくらいな、がんじょうを主といたしました鉄筋コンクリートの建物で、その際に冬なんか雪にまじった砂利を使ってそのまま大急ぎで作ったというので、数年前に御文庫を改造されましたときには、御文庫の壁に穴をあけますと、そこから水が出てきて、それがドラムカンに何ばいかあった。そのころは非常に湿気が多かった。それを改造して、そうしてなおエア・コンデイション——地階のところに空気調節をします機械設備を置きまして、湿度、それから温度について、御健康にふさわしいものを、エア・コンディションでこの室内に送るということになっておりますから、現在のところでは、普通の方のお住居のところよりもずっと状況はよろしいと思っております。特に悪いというのではないのでございます。ただ戦時中にそういうふうに大急ぎで作った建物であり、がんじょうではありますけれども、まあ少しくぶこつのような建物でございまするし、部屋の余裕もそうございませんから、どなたかおいでになってお泊りになるというふうな余裕がなかったり、そういうことになっております。やはりだんだん一般の住居事情がよくなってきておりますので、お住居として、何とかもっとお住居らしい、もっとお住居にふさわしいものを作ったらどうかということをいろいろ考えられて、そのことと、それから一方、公けの活動をなさいます宮殿、これは現在の宮内庁の三階が仮宮殿になっておりまするが、普通の事務室をちょっと模様がえした程度ですから、外国の国賓なんか見えまするとはずかしい点もありますし、その公けの活動をなさる宮殿、そういうものをそろそろ作ることを計画すべきじゃないかというので、二年前から宮殿造営調査費というものを予算で組んでいただきまして、調査を進めて参ったのであります。で、再来年度はこの宮殿造営調査費はないのであります。三十五年度は、いろいろ調査いたしましたその結果を、皇居造営審議会というこの諮問機関、総理大臣の諮問に応じて宮殿造営、皇居造営に関する重要事項を審議する皇居造営審議会というものに、そういうような草案をかけまして、皆さんで相談していただいて、意見を出していただいて、それから今度具体的な計画にかかりたい。ですから、三十五年度は皇居造営審議会で各界の有識者の方にお集まり願って、御意見を聞いて、検討するのです。それが済んで、今度具体的にとりかかるというふうに現在は考えておる次第であります。
この発言だけを見る →高
高田なほ子#23
○高田なほ子君 これは念のためお尋ねしておきたいのですが、あの宮廷の中におる人の服装が、宮城の中におる人の服装といった方がいいのですが、ひどく金モールで、ものものしい服装ですが、あの服装というのは、あれは昔からああいうような服装になっているのでしょうか。大へんあの中に入ると、あの金モールで、ちょっと違う世界に来たような感じがするのです。もう少し民間人に親しめるような服装というものに代えていかれてはどうかという気持がするのですが、服装の点について御研究になったことがございますか。
それから、参考のためにお尋ねしたいことは、今度の正田美智子さんの御婚儀の日に使われる晴着、十二単は皇后様のお古をお借りするのだということでありまするが、十二単というのは、あれは新調するとどのくらいの金額がかかるのか、これはどうも雲の上の事情にまことに乏しい私の愚問かもしれませんが、しかし時代とともに変らなければならない皇室のあり方として、念のためにこういうことも伺わしておいていただきたいと思います。
この発言だけを見る →それから、参考のためにお尋ねしたいことは、今度の正田美智子さんの御婚儀の日に使われる晴着、十二単は皇后様のお古をお借りするのだということでありまするが、十二単というのは、あれは新調するとどのくらいの金額がかかるのか、これはどうも雲の上の事情にまことに乏しい私の愚問かもしれませんが、しかし時代とともに変らなければならない皇室のあり方として、念のためにこういうことも伺わしておいていただきたいと思います。
瓜
瓜生順良#24
○政府委員(瓜生順良君) 最初の服装の関係のことでございまするが、これは宮内庁で平素勤務しておりまする服装は、今われわれが着ていると同じような普通の背広で、ほかの役所と少しも変りないのでありまするが、儀式のありまする場合は、儀式の係がそれにふさわしいような服装というので、以前から——以前からといいましても、明治、大正のころから……。
この発言だけを見る →高
瓜
瓜生順良#26
○政府委員(瓜生順良君) あれは明治のころから、それを幾らかずつ改善はしております。それはやはり、ああいう服装は洋服ですから、外国の服装をある程度見まして、特に英国あたりの宮廷で行事があるときの服装なんかを見まして、それを幾らか変えましてああいう服装を作ったのでありまして、儀式とかああいう行事のありますときだけ着ているのでありまして、平素着ております場合には普通の服装ということにいたしております。儀式のときはやはり儀式らしくした方がいいというような意見の方が多うございまするし、特に外国からお客の見える場合の儀式的な儀礼の場合には、やはりそういう服装で、きちんとしていた方が、外国に与える印象もよろしいというようなことがございまして、これは一種の制服として、そういうときだけ着る制服を作って、そういう場合だけにそういうものを着ているわけであります。
それから、あとの方の御婚儀の際に、たとえば十二単を新調すればどのくらいかかるものだろうかということでございますが、これはその材料の選び方にもよるようでございまするけれども、まあざっと百二、三十万、それを調製するためには、注文してからでき上るまでには十カ月かかる。というのは、織り方が特別の織り方なものでありますから、現在そういうものをほかに使っておりませんから、特にそれを織るということになりますと、できるまでに十カ月かかります。そういうこともありましたし、御婚儀の準備といたしまして四月には間に合わないのであります。なお一面、簡素を旨としてという意味から、むだを省こうというので、それ以前お使いになったものを、悪い部分を取りかえるという修理の程度で今度の式にはお着になるわけでございます。
この発言だけを見る →それから、あとの方の御婚儀の際に、たとえば十二単を新調すればどのくらいかかるものだろうかということでございますが、これはその材料の選び方にもよるようでございまするけれども、まあざっと百二、三十万、それを調製するためには、注文してからでき上るまでには十カ月かかる。というのは、織り方が特別の織り方なものでありますから、現在そういうものをほかに使っておりませんから、特にそれを織るということになりますと、できるまでに十カ月かかります。そういうこともありましたし、御婚儀の準備といたしまして四月には間に合わないのであります。なお一面、簡素を旨としてという意味から、むだを省こうというので、それ以前お使いになったものを、悪い部分を取りかえるという修理の程度で今度の式にはお着になるわけでございます。
高
高田なほ子#27
○高田なほ子君 もう一つお伺いしておきます。今度は招待者の範囲がかなり広くなって、相当の人数がおよばれをすることになって、新聞にも発表になっておったようであります。ただ、ここでお尋ねしておきたいことは、われわれ民間では、お祝いの席におよばれをするときには、たとえば夫婦者で片方が死んだというような場合、片割れで訪ねるものではないというようなことで、おめでたの席には、かりに私がおよばれを受けた場合には、親戚の者と一緒になってカップルの形で出かけて行くわけです。そうでないと、お招きをした方でも、大へん縁起が悪いということできらわれる。ところが、どうも皇室の場合にはそうじゃないようでございまして、未婚の婦人の場合、それから既婚の婦人の場合、また未亡人、いろいろあるかもしれませんが、できれば奥さんをお持ちの方は奥さんをお連れになってカップルでいらっしゃる、奥さんの御病気のときにはお妹さんなり何なりでやはりカップルでいらっしゃる、こういうことになりますと、私ども婦人も、招待されたときに、やはりカップルの形で出てもいいというような配慮というものが必要じゃないか。民間での結婚、あるいはお正月というときには、一方で行っちゃいけないということで、これはまあ土地のしきたりにもよるかもしれませんが、私どもは、結婚に呼ばれると、いつでも親戚の者がカップルのような形になって出かけて行きます。これがいいか悪いかは別問題ですが、婦人議員の場合に、兄弟もあるわけでありますが、やはりおめでたの席にはカップルの形で出られるというような配慮もまた必要ではないかというふうに考えますが、この点はどういうふうにお考えになっておりましょうか。別にこれは男女同権という開き直った気持ちではないのですがカップルで出かけて行く形がいいか悪いかというようなところでございます。
この発言だけを見る →瓜
瓜生順良#28
○政府委員(瓜生順良君) 御婚儀の宮中祝宴の場合、これは今おっしゃいましたようにはなっておりませんので、やはり奥さんのない方はその方だけがおいでになる、だれかほかの人とぜひカップルでというようなことは考えておりませんので、これはやはり国の儀式として行うという格好になっておりまするし、今度皇太子殿下が妃殿下をお迎えになりましたというので、皆様に披露をする、あいさつをされるという公式の儀式の一つとなっておりまするので、従って、普通あるいは、カッフルでないと縁起が悪いというようなことが一部の社会にはあるかもしれませんが、そういう縁起とか、そういうようなことは現在の皇室では考えておりませんので、やはり奥さんのない方はお一人だけ、御婦人の場合に御主人もという問題があるのでございまするけれども、れもまあ、いろいろな外国の例なんかも調べたのですけれどもやはり御婦人の場合においては、その御主人を一緒に連れておいでにならない例が普通ということで、まあ普通の借間の、国際慣例によって、御婦人の場合は御婦人だけというふうに考えておるわけであります。
この発言だけを見る →山
山田節男#29
○山田節男君 私も二、三御質問申し上げたいと思いますが、まず第一に、カモ猟の猟場は、これは皇室でお持ちになっているのか、あるいは国有財産になっているのか、どちらですか。
この発言だけを見る →