井岡大治の発言 (運輸委員会)
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○井岡委員 東海道の新幹線の問題は、かねがね国鉄当局並びに運輸当局が非常に努力をされて、初年度において、すでに三十億とそのほかに六十億のお金を注ぎ込まれて、着々その歩を進められておるということについては、これは当委員会としてまことに喜ばしいことだと思う。しかしこの問題は、国民の期待が大きいだけに、少なくとも建設にあたって暗い影というものがあるとするならば、これは非常に不幸だと思うわけです。そこで国鉄総裁は、かねがね国鉄の経営はガラス張りでやるんだというように申されております。従って私は、国鉄総裁のそのガラス張りですべての経営を行なっていかれるという御熱意については、敬意を表しておったわけです。申し上げまするならば、たとえばさきに国鉄は、ガード下の問題であるとか、あるいは加賀山さんのお宅の問題であるとか、あるいは国鉄会館の問題で多くの疑惑を国民に与えて一体国鉄は何をしておるんだ、こういうことでは国民の国鉄ということは言えないのではないか、こういう強い非難等もあって、今後少なくとも国鉄の経営というものは、国民の期待にこたえた経営をやってくれるものだ、しかも総裁は、今申し上げましたように、ガラス張りの中でやるんだ、こういうように強く主張されておる限りにおいては、私は非常に大きな期待と、そうして今後の国鉄の健全な発展を望んだわけであります。そういう意味から、私たちは、当委員会においても、国鉄の健全な発展のためにあとう限りの御協力なり、あるいは御支援なりをしたつもりであります。しかるにきょうの新聞は、一斉に東海道新幹線に政治駅ができる、こういうことを報じております。おそらくこのことについて、大臣並びに総裁は、そういうことはない、必要があって作ったのだ、こういうように言われるであろうと思いまするけれども、しかしこの三面の記事を通じて見ますと、いろいろなことが書いてあります。こういうことがもし事実であるとするならば、われわれは、今後の国鉄経営というものに対して、まっこうからもっともっと深刻に取り組んでいかなければならない。同時に、今後の国鉄経営というものに対して、われわれは協力をするというようなことはできない、こういうように思うわけです。従って、まず総裁並びに大臣から、このいきさつについてお話をいただきたいと思うのです。