楢橋渡の発言 (運輸委員会)

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○楢橋国務大臣 ただいま総裁からお答えいたしましたが、きのう国鉄から十の駅をなにしました申請が出て参りましたので私が認可をいたしたのであります。今申されましたことを率直に申し上げますと、岐阜県民をあげて岐阜に駅を作ってもらいたいという非常な希望がありますけれども、岐阜市に回りますと、すでに御存じのように三角形の二辺を回るようになりまして、そのために約百億、特急の時間からすれば十三分から十五分間時間が延長されるということになるので、岐阜市に回るという要求は、ただいまもおっしゃいましたような趣旨に基づきましても、国鉄としても絶対に聞くわけにいかない——私にもそういうような話がありましたが、それは絶対にいかぬ。なぜならば東京と大阪間の最大特急という一つの基本線からいったらそういう体系をくずすわけにいかない。こういうことに主張したのでありまして、しかし岐阜に一つの駅を設けるというのは、そういう岐阜市を回る線でなくて、今の新しい線の基本線を動かさないという意味において、それは今総裁が申しましたように特急でなくして普通の急行がとまる駅でありますから、神奈川県には二つの駅があり、静岡県には三つの駅が設けられ、それから滋賀県には一つ、愛知県も二つ、京都が一つ。岐阜は御存じのように、あそこを通過しますために土地買収その他についても相当県民の協力を得なければならないので、百五十万の県民の要望等もありまして、岐阜にも、いわゆる特急にあらざる急行のとまる駅は——国鉄もやはり商売ですから、同時に国民に対してサービスをしなければならぬのだから、岐阜にも一カ所技術的に差しつかえがなければ設けたがよいという考え方に立って私が認可したのであります。

発言情報

speech_id: 103303830X00419591118_016

発言者: 楢橋渡

speaker_id: 20960

日付: 1959-11-18

院: 衆議院

会議名: 運輸委員会