阿部竹松の発言 (議院運営委員会)

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○阿部竹松君 参考人もおいで願っているようですから、議長にお尋ねするのは私はあまり時間はかけない方がいいと思うのですが、議長に一点二点お尋ねするのですが、ああいう二十七日のようなことは、われわれもけっこうなことだとは夢にも思っておりません。ただ議長がそういう心境であれば、どういうふうな方法をなされるのかということをお伺いしておくと、われわれ議運でやることにも非常に参考になるのです。たとえば、私どもは二十七日のようなことは非常にけっこうでないけれども、とにかくやはり政治がよくなければ、明治時代でも大正時代でも政治がよくなければ、あのくらいの軍国日本でもファッショ下の日本でも暴動が起こる。起こった暴動が全部これは犯罪だとは断定できない面も、私は本で読んだだけですが、あり得ると思う。ですから国会議員が、われわれの仲間が……ここに江口さんと小倉さんがおいでになっているから、二人のうちのどちらかの方に御答弁を願ってもいいのですが、われわれの仲間で、膨大な金を使って国会議員になって、うろちょろ逃げているのがいるのです。それから昼間正常に開ける国会をあくる朝になってやって、わざわざ騒いでおるというようなことになれば、これは国民が憤慨するのは当然だと思うのです。しかし私はそれによって今回の二十七日のことを正当化しようとは思いませんが、なお議長さんのことについてはなはだ恐縮ですが、党籍離脱ということで、衆議院の加藤議長さんなどは党籍を離脱してやっておられる。あなたは党籍を離脱しない。そういうもろもろの問題について、人を責める前に自分みずからが厳に戒しめなければならないと思うのです。われわれの仲間から縄付きの罪人をたくさん出しておる。これは警視庁あるいは最高裁判所の判決によらなければ罪人だということは言えないとしても、あんな国民から疑惑を招く者をわれわれの仲間の中からどんどん出しておって、そうして法律だけ作ってやらすと、作る方だけが仏作って魂入れずになりはせんかと思うのです。その点、議長は、ただ単に国会から何キロ以内に集まってはいけませんよという法律を作って事足れりとするのですか。

発言情報

speech_id: 103314024X01119591202_028

発言者: 阿部竹松

speaker_id: 34843

日付: 1959-12-02

院: 参議院

会議名: 議院運営委員会