栗山良夫の発言 (風水害対策特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○栗山良夫君 今、大蔵大臣は、予算措置の分は心配するな、要るだけ出すんだから心配するなというので、答弁に答えられて退場せられましたが、私非常に心配しているのは、政治というのは非常に簡単なものでしてね。大蔵省はこういうこまかい計算書を作って議論をせられますが、現地の考えは非常に簡単なもので、自分の町なり村なり市なりが該当していただけるかどうか、適用していただけるかどうかという、それだけなんです。従って、安心をきせる一番いい方法は、一刻も早く市町村名を発表されるということでなければならぬと思います。僕が非常に心配しておりますのは、災害が起きて、まだ現地ではなまなましい状態にあるにかかわらず、関係府県の理事者はもとより、県会議員、市会議員、市町村長が陸続として東京へ上京してきて、まさに陳情合戦であります。これは、いかに不安が深刻であるかということを、証明しているわけです。従って、それぞれ理事者なり議会議員が災害復旧に一生懸命に現地で努力したければならぬ立場にあるにかかわらず、東京まで出てきて、東京で復興事業をやらなければならぬ。こういうまことに変態的な現象を示しておるわけです。これを解消してやることが政府の責任でないかと私は思う。もし今おっしゃったように、臨時国会の次にすぐ通常国会が引き続いてあるのだから、まあ漸次査定を進めて発表してもおそくない、こういう大蔵大臣のお話でありますが、そういう工合に査定がおくれればおくれるほど、陳情合戦はひっきりなしに続きます。これをどうして打ち切るかということが一番大切なことであります。でありますから、大蔵省としましては、とにもかくにも、具体的な基準にあげられたところの市町村の名前というものをある程度時期を切って、いつまでには発表するのだ、あるいは同時発表ができなければどういう順序で漸次発表をしていくのだ、七月から災害はあったわけでありますから、もちすでに前のものは発表できるはずでありますから、そういう工合にしてもう少し具体的な日程というものをお示しになることが必要ではないか、今大蔵大臣のおっしゃった程度のばく然としたことでは、これはますます東京で陳情合戦が始まりますよ。ですからその点を重ねて伺っておきます。

発言情報

speech_id: 103315056X01119591116_010

発言者: 栗山良夫

speaker_id: 24197

日付: 1959-11-16

院: 参議院

会議名: 風水害対策特別委員会