赤城宗徳の発言 (本会議)
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○国務大臣(赤城宗徳君) 自衛隊に集団的自衛権があるという根拠はどうかというお尋ねであります。このことに対しましては、藤山外務大臣からただいま御答弁がありましたが、アメリカの駐留軍が攻撃を受けましたときには、日本に対する攻撃なくしてはあり得ないことでありますから、自衛隊としては直接侵略に対処する、これが主要任務でありますので、自衛隊は当然これに対抗できるわけであります。この意味におきましては、これは個別的自衛権の範囲の問題であります。この場合に、アメリカの軍隊も防衛するのでありましょうが、これは直ちに集団的自衛権というかどうかは、これは言葉の問題だと思います。自衛隊に対してこのために新しい任務を付加されるということはありません。もちろん、外国に出て行って、外国を援助するという意味の集団的自衛権というものは持っておりません。
第二に、自衛隊が核装備をするか、あるいはまた、核兵器の持ち込みについてどうかというお尋ねでありましたが、これも今、藤山外務大臣が御答弁申し上げた通りであります。
第三に、自衛隊の核装備の問題でありますが、日本みずからが核装備をしないということは、日本みずからが決定することでありますので、特に条約などで米国に対して約束するということは、これは不適当だ、こういうふうに考えております。なお、自衛隊の核装備を行なわないということは、総理大臣からしばしば言明している通りであります。また、持ち込みついての事前協議につきましても、外務大臣から答弁がありましたように、拒否する権利も持っているのでありまするから、協議の上において、政府の方針をはっきりさせる、こういうことであります。(拍手)
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