池田勇人の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(池田勇人君) 伊勢湾台風によりまする被害は、従来のそれと違いましてその被害規模の大きいこと、また被害者が中小企業関係方面に多いということは、従来よりもよほど違っておるのであります。従いまして、御審議願いました方法でこれの善後措置を講じていっております。日本経済に対する全体の影響と申しますると、大体名古屋、岐阜、三重県地方は生産の全体の一割五分程度であるのであります。従いまして物によりましては、たとえばナイロン等は全国の七割五分をあすこで生産している、それから羊毛につきましては二割程度になっておりまするが、全体としては大体一割五分、しかも復興の念に燃えまして復旧がよほど早くからできまして、全体としては、大したおくれはとらぬと私は考えておるのであります。しかし、金融その他で十分の対策を講じつつある次第でございます。石炭問題の離職者につきましては、今回御審議願っておりますように、従来とは変わった――分とは申せませんけれども、相当の対策を講じましたが、今、完全失業者である二万一千人というものに対しまして補正予算あるいは先般の予備費によって大体まかなっていこうと、いたしておるのであります。

発言情報

speech_id: 103315261X00919591125_025

発言者: 池田勇人

speaker_id: 8420

日付: 1959-11-25

院: 参議院

会議名: 予算委員会