門司亮の発言 (地方行政委員会)

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○門司委員 問題になりますのは、その土地が非常に高くなっております原因はいろいろあるかと思います。需要の関係はむろんあることは否定するわけじゃありません。問題になりますのは、地方の自治体としましては、こういう住宅がたくさんできてくる、それから人がふえてくれば、子供が多くなれば、学校も建てなければなりませんし、道路もこしらえなければなりませんし、下水も水道も引かなければならない、かなりたくさんの公共施設が要るわけですね。郊外に土地がだんだん最近伸びておりますから、地方の自治体のそういう施設がだんだん必要になってくる。一方、地主は土地の値上がりで非常に利益を得ておるというような形で、非常に大きなアンバランスのような形が最近出ておる。この調整はぜひしなければ、地方の自治体としては実はかなわないと思うのですね。これは逆の場合もあるのですよ。水道を引いたために、今までは二千円くらいの土地が一ぺんに六千円になった、一万円になったということがあるのです。そうすると地方の自治体は、金を使って、地主さんの土地の値上がりを助勢するようなもので、形から見ればそういうことになる。こういうことで、地方の自治体としては非常に困っておる。
 それからもう一つそこに問題になるのは、固定資産税の評価をどうするかということが、私どもは直接問題になってくると思う。それからその次には、国税関係の方の税金もこれに従って一体どうすればよろしいかというような問題が私は出てくると思う。現在では、たとえば一つの土地について三つの税金を実はかけております。固定資産税が一つと、それから譲渡に対しまする税金と、相続に対するものが一つ、おのおのこの一つの物件に対して見方が三つあって、そうしてこれの調整が必ずしもうまくいっていないと思うのですよ。これの調整がどうなりますか、あまり無理のないような形で一本になるようなことはできませんか。

発言情報

speech_id: 103404720X02019600405_026

発言者: 門司亮

speaker_id: 34525

日付: 1960-04-05

院: 衆議院

会議名: 地方行政委員会