川上為治の発言 (商工委員会)
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○川上為治君 私もこの問題は非常にむずかしい問題でございまして、衆議院の方では決議としてやはりこの商工会の全国組織を早く作って法制化してもらいたいというような御意見があるようでございますが、この御意見がおそらく商工会議所の全国の日本工会議所、そういうものとは別個に、また先ほど申し上げました商工組合とか協同組合とか、そういうものの一結になっております中小企業団体中央会、この全国中小企業団体中央会、こういうものとは別個に、やはりそういう商工会だけの特別な全国組織というものを作ってもらいたいという決議じゃないかと考えておりますけれども、まあそういうようなことにするか、いわゆる中小企業団体というものについては、今申し上げました三つの中央組織というような形に持っていくことがいいか、それともその商工会議所とこの商工会とを一緒にした中央組織というものにすることがいいかどうか、あるいはまたこの全国中小企業団体中央会と一緒にするかというような問題については、これは相当慎重に考えていった方がよくはないかと私もそう考えますので、これは大臣と全く同様な意見でございますので、その点十分一つ今後の推移をごらんになって、どれが一番中小企業の団体の指導なり連絡なり、そういう意味からいっていいかということを児きわめた上で措置していただきたいということを、特にお願い申し上げたいと思います。
それからもう一つ、私がこれはやはりこの前の参考人にお話を申し上げましたが、どうも商工会議所の零細企業対策というのは、これはなかなか、果してうまくいくだろうかということを実は心配しておるわけであります。特にこれは商工会方、面だけではなくて、いろいろな方面の方々が、特に大都市の、たとえば東京でありますとかあるいは大阪でありますとか、そういうような地方の商工会議所のその零細企業対策というのが果してうまくいくかどうかということにつきましては、非常に心配しておるわけであります。この前の商工会議所から出ておりました参考人の意見を見ましても、大体各地区に支部なり、そういう組織を設けまして、そしてその支部を通しましてその付近の零細企業者に対していろんなめんどうを見ていく、それで十分いけるのだ、現在東京商工会議所におきましても、大阪の商工会議所におきましても、いろいろ零細企業に対しては商工相談所等を通しまして、いろいろやっておるのだ、だから心配は要らないだろう。こういうお話でありましたが、しかし先ほど申し上げましたように、この点につきましては非常にみんなが心配を持っておるようであります。持っておりますのは、やはり一つはどうも商工会議所の会員になるためには、ある程度の会費を払わなければならぬ。年に五千円とか、あるいは一万円とか、そういうような会費を納めるということは、特に零細企業者にとっては非常にむづかしい問題がある。それからもう一つは、会費を払っていないから、従ってその零細企業者が商工会議所のいろんな指導の恩恵を受けるということは非常にむづかしいのじゃないか、会議所に行くにも敷居が高い。こういうようなことで、果して、中小、特に零細企業者がこの会議所の指導なんかを受けるということは非常にむづかしいのではないかという心配を、実は持っておるわけなんですが、これはもっと具体的にどういうやり方によって、この会議所峰においては、中小、零細企業者に対する指導をやるか。そういう点についてはほとんど心配がないというようにお考えでありますか。これはある程度具体的にこの問題について御説明が願いたいと思います。