川上為治の発言 (商工委員会)

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○川上為治君 私はこの商工会に対する国の助成とかあるいは県の助成、特に国の方で本年度四億も出していただくということは、これは非常に大臣の大功績ではないかと、そういうふうに私は考えておるのですが、しかし四億出しましても、先ほどお話がございましたように、いなかの商工会においては大体三十三万円というようなことでございますので、これではまだまだとても問題にはならない。将来もっとこれをふやしまして、ぜひとも大臣に、この中小企業に対するこういう措置をもっと大きく一つしていただきたいということを特にお願い申し上げておきます。
 この際、もう一つ申し上げておきたいのは、商工会に対する助成は最初から四億も出しておる。これは商工会だけじゃないのですが、商工会議所を含めての零細企業対策として四億も出しておる。ところが組織は若干違いますけれども、同じ中小企業対策として昔から非常に仕事をやって参りましたいわゆる協同組合、この協同組合に対しましての助成金というのはどうも少し少ないような気がするわけであります。何年大体一億、それぐらいしかふえていない。しかも全部でそう大きな金額でもないようなんですが、これではやはり、まあ片手落ちというのは、組織が違いますし、仕事も違いますから、そういうことは言わなくても、どうもやはり中小企業対策として協同組合に対する助成金というのは非常に少ないんじゃないかというような気がいたすわけであります。また設備近代化の助成金にしましても、これまたことしは十数億円新しくついたわけでございますけれども、どうも貿易の自由化とか、あるいは中小企業と大企業との格差を極力なくしていこうというような点から考えます。というと、私はやはり早急に中小企業の設備近代化をはからなきゃならぬということを考えますというと、どうもその設備近代化の助成金というのは現在の程度では非常に少ないんじゃないか。助成金というものは、いわゆる無利子の金というものをどうもこれ以上出すことが非常に国家財政上むずかしいということであれば、もっとその金利の低い金を何か工夫して出す必要があるんじゃないか。たとえば中小企業金融公庫なり、あるいは国民金融公庫あたりから、あるいはそれと同じような機構でも作って、そっちの方からもっと今の九分六厘とか九分三厘とかいうような金利でなくて、もっと低い金利のものを、金を大幅に出す必要があるんじゃないかというように考えますが、こういう問題について大臣のお考えをこの際承っておきたいと思います。

発言情報

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発言者: 川上為治

speaker_id: 14181

日付: 1960-05-10

院: 参議院

会議名: 商工委員会