川上為治の発言 (商工委員会)
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○川上為治君 その設備近代化についての学者の意見というのは、どういう学者がお調べになってそのような意見を出されたのか、これは私もよく存じておりませんけれども、どうもそういう意見は少し間違っているのじゃないか、少しどころか、大幅に私は間違っているのじゃないかというような気がいたすわけであります。やはり一般の中小企業者については、どうしてもこの際設備近代化を進めていかなきゃならぬ、質的な改善をどうしてもこの際はかっていかなければ、特に大臣がおっしゃっております貿易自由化というのがどんどん進んで参りますというと、私は大企業と中小企業との格差というのはどんどん広がっていくのじゃないかというような気がいたすわけであります。たとえば外国からの資本の導入なり、あるいは技術の導入ということを現在以上にゆるゆるというようなことになりますというと、外国の方から非常に低い金利のものを大企業関係は借りることができるけれども、また技術の導入につきましても、大企業はその恩恵に浴することができますけれども、どうも中小企業というものは、そういう技術の導入ということもできないし、また外国の方から資本の導入ということもできない、現在もうすでに中小企業に対する金利というものは非常に高い、大企業よりも。そうしますというと、ますます歩が悪くなるというようなことになりますので、そういう意味からいいましても、中小企業に対しましては、国内的にやはり今よりもず、と強い保護といいますか、めんどうをみていかなければ私はいけないのじゃないかと、そういうふうに考えますというと、もっと金利を中小企業に対するものは下げるというような方向に極力持っていかなきゃならぬ、それにはやはり無利子の金を国がもっと出すというようなことをやるとか、あるいは無利子ということが非常に無理でございますれば、金利の非常に低いものを貸していくというようなやり方をとらなくちゃなかなか中小企業の体質の改善なり、設備の近代化というのはできないのじゃないかと、こういうふうにまあ考えますので、学者の意見に惑わされることなく、大臣はぜひともこういう問題について積極的な一つ中小企業対策を打ち出していただきたいことを特にお願い申し上げておきたいと思います。私の質問は、これで終わりたいと思います。