久保等の発言 (逓信委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○久保等君 法案の扱い方の今後の問題については、これは委員長、理事会で十分御検討願うことで、私もけっこうだと思います。特に今、山田委員の言われていることは、先日の逓信委員会におけるやはり大臣の言明に関連した問題だと思うのです。私もずっとその以前の経過についてはあまり承知いたしませんが、少なくとも先日の逓信委員会の最後の幕切れは、郵政大臣の御答弁にも、カラーテレビジョンの免許をめぐっての扱い方については、まことに当逓信委員会の意向等を無視したような結果について反省もし、何か措置等もとって参りたいといったような御答弁があったやに私も聞いているわけでありますから、その問題が少なくとももう少し具体的にはっきりしない限り、残余の諸種の法案等の問題についての審議に入れぬじゃないかという御意見も当日あったのです。特に委員長から、異例の御注意等も大臣に対してなされておったと思うのです。従って、私は本日、少なくとも郵政大臣の方から、まあ、こういった拡充法案等の重要法案を審議する以前において、まず劈頭、やはりそういったことに対する問題を明確にしておく必要があるのじゃないかというふうに考える。特に、私も逓信委員会にしばらく出ておりませんが、植竹郵政大臣の特に国会に臨まれる態度等については、私も実は昨年の年末あたり、本会議等で拝聴しておりますと、郵政大臣の郵政あるいは電波等の行政に対する大臣としての態度としては、いかにもちょっとふに落ちない点を、実は見受けているわけなんですが、たとえば非常に本会議等で、昨年問題になった郵政関係の問題ですが、年賀はがき等の問題等について本会議で緊急質問がなされたときにおける郵政大臣の態度というものは、これは私も、何代かの郵政大臣のいろいろ国会における答弁等も聞いておりますけれども、非常に何かいたけだかになったように、年賀はがきの問題については断固として、あらゆる、とにかく万般の措置を講じて、遺憾なきを期しているのだと、そんなことはもう絶対、正常なる年賀はがきの消化のことについて支障を来たすようなことは絶対ありませんというような御答弁をせられている。ああいう態度は、私はどうもやはり、かりに野党の質問であれ、何党の質問であれ、大臣としてはもう少し謙虚な態度でもって御答弁をせらるべきであるし、しかも、結果から見て、本年の年賀はがきの問題が何らの支障なくスムーズに実は処理できたとは、私は思わないのです。おそらく郵政大臣も、そういうようには御判断になっておらないと思うのです。ところが、本会議の答弁の態度、おそらく当委員会等においても、同じ態度であったと思うのでありますけれども、悪くいえば、きわめて挑戦的な態度をもって答弁に当たるということは、これは実に不謹慎だと思うのです。たまたま、この前、私初めて逓信委員会に出ました席上で、カラーテレビの問題をめぐって、当委員会で一つの与野党を通じて意向が大体まとめられたような形で、ぜひ一つ慎重に扱ってもらいたいというようなことになっておった問題を、当日かその翌日か知りませんが、直後に、何か違った形で、すぐ電波審議会に話を持ち込まれて決定をしたというようないきさつだそうでありますが、こういったことは、確かに、先ほど来山田委員の言われるように、国会軽視の私は態度と言わざるを得ない。従って、国会に臨む郵政大臣としての根本的の態度として、まず御反省を願わなければならぬ問題じゃないか、かように実は考えるわけです。従って、カラーテレビの問題についても、具体的にどうこうしろという、私自体には特別の意見はありませんが、いずれにいたしましても、先般の本委員会の幕切れのあの経過にかんがみて、一体郵政大臣として、どういう御所信をお持ちなのか、一体、委員会に臨まれる大臣としての態度というものはどういうところにあるのか、そういった点をやはり明確にせられることが、法案審議の前提として必要じゃないかというふうに私も考えますので、大臣の御所信をお伺いしたい。