木村篤太郎の発言 (日米安全保障条約等特別委員会)
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○木村篤太郎君 私はさらに簡単に石原国家公安委員長にお尋ねいたします。
昨日の羽田の暴行行為は、私は計画的のものであろうと信じております。ところが、昨夕たまたまテレビの特別番組を見まして、石原国家公安委員長も出ておられたが、そのときの問答は、あの計画は知らなかったかのごとき言を弄しておられた。これは私ははなはだ遺憾に思っております。あれぐらいの暴行事件が計画的にやることをあらかじめ知らなかったのか、これはいかがなことであるか。私は当局としてはこういう計画はあらかじめ知っておったと思うのであります。いかがでございますか。これは私は昨晩の、今申しまするテレビの番組を聞いて、あなたの言として私は奇怪しごくに感じました。この点をお尋ねいたします。
それと同時に私は希望を申し上げたい。警官であります。警察官も人の子であり、人の親であり、日本の国民として国家のために治安の任に当たっておられるのであります。私はおそらく数次にわたるこのデモ隊の取り締まりに当たって奔命に疲れておるかと思うので、先般五月十二日に私は警察官のたまり所にたまたま参りまして、私は彼らに感謝の意を表したのであります。この人たちがたまたま万一にも職務に懈怠を及ぼすようなことであれば、これは国家のゆゆしき大事であろうと私は考えるのであります。警察官を愛さなければなりません。しかも人員がきわめて不足であります。われわれはしばしば政府に対して警察官の増員を迫ったのであります。私は治安対策特別委員長をやり、またただいまも委員でありますが、累年にわたって警察官の増員を政府に迫ったのでありますが、今年度においてもわずかしか増員を見られません。こんなことでいいのかと私考えております。今申しまする通り、警察官が私は実に気の毒であろうと思うのであります。この人たちの待遇も改善しなければなりません。また差し迫ってこれらの事件に対して日日奔走しておる、これに対する慰労もしなければならぬと思います。これらの点について石原国家公安委員長はどういうことをやっておられるか、また将来どういうことを考えておられるか、御所見をいただきたい。