杉山昌作の発言 (本会議)
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○杉山昌作君 ただいま議題となりました臨時受託調達特別会計法を廃止する法律案外一件につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。
まず、臨時受託調達特別会計法を廃止する法律案について申し上げます。
臨時受託調達特別会計は、日米間の相互防衛援助協定に基づく米国政府の対日軍事援助の一つとして、二千三百トン級の警備艦二隻を日本政府に供与するため、これを日本で調達するための日米間受託調達契約を実施するために、昭和三十二年度に設けられたものであります。ところが、建造中の警備艦二隻は、すでにその建造を完了し、その引き渡しも昭和三十四年度内に完了する段階に至りましたので本特別会計を昭和三十四年度限りで廃止するとともに、同会計に属する権利及び義務を一般会計に帰属させる等、同会計の廃止に伴い必要な経過措置を規定しようとするものであります。
委員会の審議におきましては、一号艦と二号艦との建造価格がなぜ違うのか、建造価格に対する設計料の割合はどうなっているか、それと対比して、ロッキード飛行機の生産費及び生産計画はどうなっているか等の質疑がなされたのでありまするが、詳細は会議録によって御承知を願いたいと存じます。
質疑を終了し、討論、採決の結果、全会一致をもって原案通り可決すべきものと決定いたしました。
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次に、経済及び技術協力のため必要な物品の外国政府等に対する譲与等に関する法律案について申し上げます。
本案は、コロンボ・プランを中心とする後進国の開発を促進する一環として、技術協力及び指導を行なうため、これら諸国に海外技術センターを設置するにあたりまして、必要な物品をこれらの諸国の政府または国際連合等に対して無償で譲与し、または時価よりも低い価格で譲渡することができるよう、財政法第九条の規定の例外を規定しようとするものであります。
本案は、衆議院において、これらの物品の譲与を受け得る外国の政府とは、開発途上にある後進諸国の政府である旨を明確にするための字句の修正が行なわれたのであります。
委員会の審議におきましては、被開発国にひもをつけるような経済協力はなすべきではないこと、外国政府等に譲与または譲渡する物品の決定の方法はどうであるか、技術指導については派遣指導員の語学が大切であるが、どのようにしてその語学の修練をするつもりか等の質疑がなされたのでありまするが、詳細は会議録によって御承知を願いたいと存じます。
質疑を終了し、討論、採決の結果、全会一致をもって衆議院送付案の通り可決すべきものと決定いたしました。
右御報告申し上げます。(拍手)