曾禰益の発言 (予算委員会)
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○曾祢益君 意見が合わないのですが、そこでもう一つ、国論の帰一を求める意味の改正ということを考えたときに、非常に遺憾なことは、かりに今首相の言われるように、米軍の常時駐留も削れない、また、極東の平和と安全のための駐留という目的も削れない、すなわち、現在の基地貸与協定の性格のままでやむを得ないということを一応前提としても、そうなればこそ、その基地貸与協定的な性格の現在の条約を、何ゆえに新条約の第三条、第五条のような、バンデンバーグ決議を軸とするところの、何と政府が陳弁しても、全く基地貸与協定の性格とは違った新しい相互防衛条約のこのパターンの方に行ってしまったのか。これこそ全くよけいなことではないか。問題は、先ほど申し上げたように、基地貸与協定の性格をやめて、基地のない安全保障の体系を求めるのか。それとも、基地貸与協定の性格はやむを得ないとして、せめて三条、五条のような、よけいな、この日本の国民の意思や憲法の精神に反するようなこういう相互防衛方式をなぜとらなきやならなかったか、これについても国民は全然納得していない。なぜ三条、五条を入れるようなことをされたのか、この点を伺います。