牛田寛の発言 (商工委員会)
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○牛田寛君 先ほどもお話があったようですが、一年、暫定的に延長なさるんです。その間に調査会ができまして、調査なさるというわけですが、どのような方向で、どのように調査なさるか、かいもく現在においては方針がきまっておらないという状態でありますと、先ほどもお話があったように、また一年延長するというように、ずるずる延長されるおそれがあるのじゃないか。私はこの際、基本的態度をもう少し明確にしていただけないものかと、こういうふうに考えるわけでございます。
で、繰り返して申し上げるわけですが、この調査会の性格ですが、これが単に今までの競輪審議会のような、いろいろの立場の方が委員になられて、それぞれの立場で主観的に討議なされるということにとどまるならば、これは結論が出ない。もう少し幅の広い調査、たとえばこれは世論調査をするとか、あるいはもう少し具体的な、競輪の害毒がどのように実際に現れているかというようなことについて、幅の広い徹底的な調査に努力していただきたい、こういうふうに考えるわけでありますが、事実私は競輪の害毒について、庶民の生活に非常に害毒を及ぼしている。もちろん競輪が健全娯楽であるという性格を持たないとは言いませんけれども、競輪の本質よりも、むしろ社会環境、社会環境と競輪との関係において、非常に害毒が激しくなるかならないかということは分かれると思います。で、現在の社会状態、特に一般の大衆の生活が非常に逼迫しているというような状態であっては、このような娯楽というものは害毒を流します。英国のような安定した社会であるならば、これはある程度害毒というものは少くなくなるというように考えておるのでありまして、その点について、もう少し綿密な、組織的な強力な調査の上に立った一つの判断というものが必要だと思います。私個人としましては、現在の競輪の害毒というものは、これは社会悪というものを作っている、これは早急に廃止されなければならないと考えておりますが、この調査の方向について、一つ大臣のお考えを承っておきたいと思います。