小坂善太郎の発言 (本会議)

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○国務大臣(小坂善太郎君) お答えを申し上げます。
 社会党の皆さんの言われるように、中立主義にむきになって反駁することはないじゃないか、そんなことはできぬことはわかっておるというお話でございました。全体のそうした外交論争で、あまりむきにならぬようなムードを作っていけという建設的な御意見には、まことに私も同感でございます。ただ二つの巨人が相争っておって、何かそういうものから逃避したいと、こういう気持が戦争というものを非常にきらっておる日本国民の底流にあるということは、私もさように考えるのでありますが、ただそうした場合に、日本の現在置かれておる極東における諸種の環境、あるいは日本国自身の持つ、すでに高い文化的、経済的な内容、そういうものを、しかも大勢の国民のいるこの日本国民の構成しておる日本、こういうものがそのままほっておかれるだろうかということに対しましての認識が、なかなかむずかしい問題だと思います。私は、外交上の問題は、実は事実は一つしかないと思うのでありますが、これに対する批判が実に千差万別であるというところに日本の一つの大きな問題があると思いまして、そうした問題についてはできるだけ事実をお話し申し上げまして、その上で建設的な御論議をお願いするようにいたしたいと考えておるのであります。
 安保条約に関する問題は、すでに総理大臣から御答弁がありましたように、われわれはこれに対していじる考えは持っておりません。(拍手)
   〔国務大臣迫水久常君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 103615254X00419601022_016

発言者: 小坂善太郎

speaker_id: 32950

日付: 1960-10-22

院: 参議院

会議名: 本会議