石原米彦の発言 (決算委員会)

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○説明員(石原米彦君) ただいま御指摘がございましたように、雪害地帯に列車がたくさんおりましたので、非常に御迷惑をかける方が増えましてまことに申しわけなかったのでございます。あの雪害の際に一番判断に悩みましたのは、三十日の急行列車を出すか出さないかという点でございました。三十一日からは上野におきましても、その他急直行列車は全部押えてしまったのでありますが、三十日まで急直行列車は出しましたが、当時の状況は二十九日から荒れ出しましてかなりダイヤが混乱いたしておりましたが、線路がいよいよいけなくなりましたのは三十日の夜半近くですが、これは金沢と北陸では時間的にはかなりズレもございますが、そこで三十日の列車をとめるかとめないかということでございましたが、非常にまずいことに三十日はさいぜん申しましたように、一番お客さんの多い日でございまして、帰省するお客さんが上野駅なんか、ほとんど駅の外まであふれるほど殺到して待っていたのでございますが、それでとまってしまって線路が不通になりますれば、当然お客さんに放送いたしまして納得して帰っていただくおけでありますが、吹雪がやみますればできるだけ早く復旧する見込みがございますし、また不通にもなり切っておりません間に、不通になるかもしれない、相当あぶないから帰ってくれということはなかなか納得していただけませんので、切符は大体水上あるいは小出までということで、あるいは北陸回りの列車は福井までという条件は放送いたしまして乗っていただいたのでございます。ここの判断には非常に迷いましたところでございますが、さいぜん申し上げましたように雪害でございますから、列車が若干おくれても終着駅までには結局は到着できるというふうに考えまして、危険はないだろうという判断をいたしまして、三十日までは急直行列車も発車させましたわけでございます。結果的に見ますと、その点、出ました列車が雪害にとめられまして、非常に大ぜいの方に御迷惑をおかけいたしましたのでございますが、三十日の状況でございますと、どうもとまりそうだからお引き取り願いたい——これはふだんの列車でございませんで、一年一回帰省されるお客さんが上野駅に殺到しましたので、それが非常に判断に迷ったのですが、極力努力して列車を通そうというわけで三十日までやりまして、三十一日の夜半にこれはいよいよ大雪害になるということで、三十一日にとめたというこれらの判断が、結果的に甘かったというか誤っておりましたので、この点はまことに申しわけなかったと思っております。

発言情報

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発言者: 石原米彦

speaker_id: 28839

日付: 1961-02-06

院: 参議院

会議名: 決算委員会