安藤覺の発言 (社会労働委員会)
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○説明員(安藤覚君) ただいまの鹿島委員の御質疑にお答えいたしますが、先般中医協を経まして告示いたしました医療費値上げについて医療担当者側の不満を買っておる事実、これは、その後の諸般の医師会の御行動、御発表になりました声明、あるいはお約束なさいましたという党三役へのお申し入れ等、諸般の面から参りまして、私たちも医療者側の御不満の点は理解いたしておるわけでござります。しこうして、この結果医療の非常事態が発生するのではないか、これについての懸念はどうかというお言葉でございますが、あるいは、先般の武見会長の御発表になりました声明等によりますれば、そういった非常宣言をなされないとも限るまいという不安を持つのでありますが、しかし、私ども当局側といたしましては、今回の処置は、医療担当者側において御不満はあられたことでありましょうけれども、こちら側といたしましては、支払い側との間に立ちまして、できるだけの努力は申し上げたつもりであります。なるほどそこに、政治的操作において若干の遺憾な欠ける点があったかと思いますが、それらの点につきましては、私の負うべき責任が多分にあると存じますが、しかし、実質上の値上げ並びに行政上におけるところの最後の一線というものだけは、これは守らしめねばなりませんので、まことに遺憾でありましたけれども、ああいう結果になりました。しこうして、この不満によって生ずる非常事態の発生ということにつきましては、すでに事ここに至りまして、しこうして、大臣も申しておりました通り、これはあくまで暫定的なものであって、将来またお世話になるでありましょう医療協二法案等々の成立を見まして、そうして新たなる制度のもとに、全く新たなる気持を持って、この医療費、また、国民保険のもとにおける医療対策というようなものを推進して参りますのでありますからして、ここらのところにもお考えを及ぼし下さいまして、これ以上国民に不安と心配、かつまた、実質的にいろいろ国民の罹病者に災いを招かせないように切に願っておるものでございますし、先生におかれましても、その辺のところを御洞察の上、一つ何分御協力のほどをお願いいたしたいと思う次第でございます。