安藤覺の発言 (社会労働委員会)

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○説明員(安藤覚君) 点数改正をやらないといっておって点数改正をやったではないか、こういう御指摘でございますが、これにつきましてはかねて来医療担当団体側におかれましても、それは十月一日からということではこざいましたけれども、病院、診療、歯科補綴、これらについては早急にこれの是正をしろという御要望もございまして、しこうして、この間におきまして、御承知の通り、病院スト等がほうはいとして起きて参りまして、この点について入院患者並びにその患者の家族の者たちの不安というようなものは容易ならぬものがありましたことば御承知の通りでございましょうが、たまたまこの間にこの医療費の値上げといろ声も強くあがって参りました。先般の国会において幾たびか当委員会等においてもお取り上げをいただいておったようなわけでございます。従って、この間の空気というものは当然先般の国会終了後において、すなわち七月一日以後において医療費が値上げされる、こういう印象を一般国民は深く受けまして、ことに病院、診療所等においてそれぞれの経営担当者等におきましてはこのことを考えまして従業員のやむにやまれざる要望等に対しても七月一日において相当の値上げがあるとするならば、これらのものを考慮において待遇改善を善処しようというような回答をいたしてストを鎮静せしめましたものが決しく少なくございません。また、個人診療所等におきましても、かねて来何とかしたいと思っておるけれども、診療所等の改修築等も行なわれた分もございます。これらのことも考えあわせまして、これこそ政治的に、病院、診療、歯科というものの要望の切なることも考えあわせまして、このたび病院におきましては一四%強、診療所におきましては一一%弱、歯科におきましては一二%強の値上げをいたしたような次第でございまして、しこうして、点数改正と一律に申しまして、何百種類、何千種類あるであろうかと存ぜられますこれらの不合理な問題についての是正、また、これに伴なう当然引き上げねばならぬものについての引き上げ等については、今後において十二分に学界の御意見を承ってなされねばならぬことは言うまでもございませんが、病院、診療所、歯科補綴等については、かねて来ほとんど定説にひとしい御要望でもございましたので、諸般の客観情勢とも考えあわせ、病院スト等を近い将来に起こさしめない意味合いなども込めましてかような措置に出ましたことを一つ御了承願いたいと思います。

発言情報

speech_id: 103814410X00219610715_070

発言者: 安藤覺

speaker_id: 28997

日付: 1961-07-15

院: 参議院

会議名: 社会労働委員会