小山進次郎の発言 (社会労働委員会)

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○政府委員(小山進次郎君) 加入の状況につきましては、現在手元にまとまっておりまするのは四月末日現在のものでございますが、これは総数で千七百三十二万人でございます。それで率に直しますと、全体で目標にいたしましたものに対して八五%をやや上回っているという程度の内容でございます。
 それから内容的に申し上げますと、強制加入の部分が大体八五%程度になっております。それから任意加入の方は、それは年をとって人の任意加入と、主としてサラリーマンの奥さんに多い若年任意加入、この二口に分かれますが、この両者がかなりきわだった違いを示しております。年をとった人々の強制加入の方は、たしか数が百七万程度になっておりまして、これは昨年の八月に私どもが実際に調べて希望をとったものに比べますと、一一二%で、これはかなり好調でございます。これに反しまして、サラリーマンの奥さんを主とする若令任意加入の方は、昨年の八月私どもが申し込みをとったものに対しまして、まだ七五%足らずしかいっておりませんので、これは目標には若干まだ間がある、こういう状況でございます。加入のその後の状況はもう四、五日たつとつかめると思いますが、まあ全体の傾向を申しますと、比較的実施を中心にしてあった現地のややとげとげしい空気は、四月になってから非常に少なくなって参っております。それまで模様を見ておった人々の中に集団的に加入するという人がだいぶふえて参っておるようであります。ただ、これもそういう個々の連絡は受けますけれども、これが何十万というふうに数の上でまとまって出てくるというところまではいってないようでありますが、傾向としてはそういう傾向に向いておるようでございます。
 それから保険料の徴収の方でございますが、これは四月の末の状態で市町村に渡しました印紙の額はほぼ十億程度のでものでございます。この十億程度の印紙のうち、市町村が即納しました、つまり代金を即納いたしましたものが四割程度、それから代金はあと払いという、そのあと払いのやり方をとっておりまするのが六割程度でございます。この市町村に渡りました印紙が、実際上個々の被保険者にどういうふうに回っているか、また、その検認がどういうふうに進んでいるかということについては、部分的な状況は私ども随時聴取しておりますけれども、御承知の通り、保険料の納入期限は七月ということになっておりまするので、まだ全体をつかむところまでいっていないようでございます。いっておりません。ただ大体の傾向を申しますというと、少なくとも届出をした人々に関する限りは、比較的徴収について集める方が手間をかけさえすれば割合に楽に納めてくれるという傾向が見られるようであります。しかし、この徴収の方で手を尽くすという条件が実はなかなかむずかしい条件でありまして、場合によってはそれだけ市町村段階で仕事がふえているという形になっておりますので、あながち楽観はできない、まあ大まかな感じを申し上げますというと、もちろん悲観をしたり、あるいは悪いといってあげるような材料は一つも出てきていない、しかし、もう大丈夫だといえるようなものももちろん出ておらぬ、まあいずれにしても二月ぐらいの推移を見ないというと、全体の判断はまだまだできかねる、こういうような状況でございます。

発言情報

speech_id: 103814410X03419610606_009

発言者: 小山進次郎

speaker_id: 29905

日付: 1961-06-06

院: 参議院

会議名: 社会労働委員会