坂本昭の発言 (社会労働委員会)
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○坂本昭君 今の積立金の問題について、これは所有権あるいは管理権と申しましたらいいですか、私はこういう問題はまだ法律家が純粋に十分な検討を加えていないと思うのです。私自身もまだ考えが十分練れていません。しかし、法律専門家の間に所有権というか、管理権というか、そういう点ではこれは明確に労働者、農民のものだというふうな意見も出つつあるということは率直に言えるので、今局長の言われたような単なる発言権というような弱いもの以上にさらに強い意見が出つつある、私はこの点についてはもう少しわれわれ自身も法律的な理念を明確にし、同時に、ILOでもうすでにこのファンドについては労働者が参加すべきである、という非常に強い規定もILOの条約の中に盛られておる、そういうことからいっても、私は単なる発言権、そういう弱い考えで当局がこれを理解されるのでははなはだ私は不満であります。労働者、農民には発言権はある、しかし、これを管理する資格と責任はこれは政府当局にだけしかないんだということでは、これはわれわれとしては納得しがたい。われわれはあくまで労働者、農民のものであり、そしてその窓口は厚生省として一つの行政の窓口を通していっておるから、同時に、厚生省がこれについて世話をしていただくのだ、そういう点で言っておるのであって、決して小山さんにこれを全部おまかせしょうという意味で言っているのではなくて、これは賢明なる小山さんには一つおまかせいたしたいが、同時に、労働者、農民の代表をこれに入れてお互いにこれを十分に管理運用していこう、そういう段階になってくればわれわれも喜んでこの年金に対して協力もするし、これは何も年金だけではない、医療保険についても同じことが言える、そうしてこのことが現在中央医療協議会における三者構成などについても、われわれは今度の三者構成については労働者の側の意見を強く出すということについてはまた不十分であったのです。しかし、われわれとしてはそういう見解を持っている。そういうことで今あわせて述べたのであります。どうかこの点、今の管理権あるいは所有権、これについては単なる発言権以上のものだということだけは私は明らかにしておきたいと思います。何かその点について御見解があれば……。なければ何か関連質問がおありのようですから、一つ関連質問を言っていただきたい。