佐方信博の発言 (逓信委員会)

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○政府委員(佐方信博君) 歳出に二通りありまして、予算書にも書いてありますように、総係費と、郵便費、貯金費、それから保険費、電気通信費というふうに、はっきり分けまして歳出を組んでいるわけでございます。従いまして、それに必要な金と、総係費の分担額とをおのおのの会計から計算いたしまして、実費はもらっているという建前をとっておりますので、計算としては、予算を組みますときには、十分こまかい計算をいたしましてとってきているわけであります。ただ、歳出の面におきまして、現実に金を出しますときには、たとえば私の例をとってみましても、会計が別々でありますと、私は、何分の一郵便からもらい、何分の一、保険からもらい、何分の一貯金から俸給をもらうかということが非常にむずかしくなって参りますので、もらいますときには俸給一本で郵政会計からもらうというような立て方をとらざるを得ない。四つの大きな仕事と、そのほかに付帯的な仕事をたくさんいたしておりますので、もらいますときに、いわゆる歳出の面としましては、はっきりした俸給あるいは旅費、物件費というものを一本でもらわなくちゃならない。おのおのの人間に区別は非常にしにくい、しかし歳出の内訳は、総体としてはこまかく経理をしておりまして、たとえば分類いたしますならば、私どもの俸給の中のなにで申しますと、四割くらいが郵便のものだと思いますし、二割ぐらいが貯金あるいは保険、電信、電話からもらった形になっております。そういうことで、歳出の面では一本でございますが、歳入としては、実費を全部もらうという建前をどうしても、こういう複合体でやっておりますのでとらざるを得ない。しかしおっしゃいましたように、内容的には、できるだけこまかく計算いたしますし、それから会計制度そのものとしましては、戦前の特別会計と違いまして、戦後は、いわゆる複式簿記の制度をとるというようなことで、会計的には相当企業的な色彩を入れておるわけでございます。しかし御承知の通り、配当があるとか、そういう問題がございませんので、実益としては非常にむずかしい問題があろうかと思いますけれども、収支の問題それから収益の問題等は、戦前と比べまして相当こまかく計算をいろいろやっておる次第でございます。

発言情報

speech_id: 103814816X02119610428_011

発言者: 佐方信博

speaker_id: 17242

日付: 1961-04-28

院: 参議院

会議名: 逓信委員会