山田節男の発言 (逓信委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○山田節男君 これは料金と、ちょっと離れますが、さっき奥議員からの御質問にも関連するんですが、過般大新聞がイニシアチブをとって、突如として新聞の値上げをやった。これはいろんな事情がありましょうとも、国民全般としたならば非常に響くし、しかも反対する機運が非常に多い。しかしこれはあえて強行した。
その後の新聞の状況を見ますと、なるほど大新聞の、しかも全部じゃなくて、ある一部は、なるほど日曜版というものを出したですね。八ページぐらいのものをつけております。しかしその他の新聞社では、どれだけサービスがよくなったか。読者としては、配達の能率ということもありましょうけれども、むしろそれよりも新聞の記事の内容というようなものですね、そういうものに対して改善のあとが非常に見えないのですね。一般として、なるほどよくなったというような評価のできるようなものが少ないのですね。そういうような情勢から見て、今回のこの料金が百グラムまでの限度が五割上がるということになりましても、先ほどあなたがおっしゃったように、日本の新聞は、世界中ということはないが、アジア、アフリカあたりの新聞は別ですが、少なくともヨーロッパ、アメリカの新聞に比べると、日本ぐらい新聞の内容のない、しかも少ない新聞はこれはありません。われわれはむしろ英字新聞を読むことによって、外国記事なり、国内記事すら英字新聞の方が詳しくてニュースとしても妥当である。こういうような状況なのですが、これは新聞とすれば、日本の新聞は、少なくとも大新聞は、今よりもどんどんもっと郵便料金がふえるふえないにかかわらず、ふえなくちゃいけないと思うのですがね。この料金が今回値上げされる、五割値上げされるということになって、たとえば一円であったものが新聞の内容をふやしていくというと、これが四円になってくるというような憂いのために、当然内容がもっと豊富になるべき新聞の使命というものがチェックされるようなおそれを生じるのではないか。これはあなた、新聞の経営に御関係になっておる方として質問申し上げるのですが、この点について、どういう感じを持っていらっしゃるかお伺いしたい。