高橋泰彦の発言 (農林水産委員会)
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○政府委員(高橋泰彦君) この三重県の問題を御説明申し上げますと、実はあすこの石油工業による悪いにおいが魚につくというのですが、これは必ずしも漁業権漁業だけではございません。あすこの地帯で漁業権漁業に属しておりますのは、アサリ、ノリ等の区画漁業権及び共同漁業権が主体だろうと思います。過日来御指摘を受けましたように、それだけの問題ではなくて、むしろ魚に対しまして、これは現実には知事の許可漁業ないしは許可を要しない漁業ということの漁業でやっておる場合が多いわけでございまするが、そのような漁業権漁業でない漁業に対する被害のケースでございましたので、ただいまの調整課長の説明からは落としたわけでございまするが、しかし他産業と漁業との関連の問題の場合には、単純に漁業権漁業なるがゆえに補償の対象になり、知事の許可漁業に属しておる漁業なるがゆえに補償の対象にならないというふうに私ども割り切ることができないというふうに考えております。やはり漁業権漁業につきましては、当然物権と見なされ、土地に関する規定が準用されておりまするので、これはもう当然その面からも補償の要求ができるわけでございまするが、許可漁業につきましても、とにかく長い間の慣行的な営業権その他の問題もございますので、やはり漁業権と同じようにそのような問題は解決されるべきだというふうに私どもは考えて、そのように指導しておるような次第でございます。