中村梅吉の発言 (本会議)

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○国務大臣(中村梅吉君) お答えいたします。
 河川法に関しましては総理大臣からお答えがございましたので、省略をさしていただきたいと思います。
 洪水調節との関係についてのお話でございまして、との点はまことに水資源との関連におきましては重要でございます。わが国の河川は、大体地形上からも、また気象的な関係から言いましても、洪水と渇水との差が非常に激しいのでございまして、かような点にかんがみまして、水資源の開発にあたりましても、極力積極的にこの流量の調節に配慮をいたすべきであると思います。過去におきまして、発電関係のダム等におきましては、若干この流量調節に欠ける点がありましたことは、私どももよく承知いたしておりますが・今後かような欠陥のございませんように鋭意配慮して参りたいと思います。
 次に、地盤沈下の問題でございますが、これもただいま企画庁長官からお答えがございましたけれども、われわれといたしましても、この地盤沈下と水資源の関係につきましては深い関心を持っておる次第でございます。水資源を努めて開発いたしまして用水の確保をするということが、地下水利用の制限を断行いたしまする一つの重要な関連でございますので、水資源の開発の重要性もここに一部あるわけでございます。かような観点に立ちまして、水資源の開発と相並行いたしまして、地下水の利用制限ということにつきましてもできるだけ早く措置を講じまして、地盤沈下を適切に防止する道をはかっていきたいと思うのであります。
 次に、首都圏整備との関係についてのお尋ねでございました。われわれは、この首都への過度の人口集中というものが今日非常に問題となっており、またこれについて深い配慮をしていかなければならない段階にありますので、御承知の通り、近傍に衛星都市を建設いたしまして、この衛星都市に定着人口を作って、首都への過度の流入を防ぎ、あるいは首都にありますいろいろな施設等をこの衛星都市に吸収いたしまして、首都の整備を期しておるような次第でございます。これにつきましても、実を申しますと、衛星都市の建設を着々やっておる次第でございますが、当面してすぐ起こって参りまするのは、工業用水、水道用水等、水資源との関係が起きて参りますので、従いまして、私どもこの観点からも、水資源の開発をすみやかに総合的な開発を行ないまして、衛星都市の建設に寄与できるようにいたさなければならない、かように考えておる次第でございます。
 以上をもちまして私に対する御質問のお答えといたします。(拍手)
  〔国務大臣池田正之輔君登壇、拍
  手〕

発言情報

speech_id: 103815254X03019610526_008

発言者: 中村梅吉

speaker_id: 24182

日付: 1961-05-26

院: 参議院

会議名: 本会議