田上松衞の発言 (本会議)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○田上松衞君(続) はい、わかっております。わかっておりまするが、相当これでも整理しつつやっておるのでありますからお許しいただきたい。
最後に、建設大臣に一点だけお伺いいたしておきます。建設省が主管するところの治山治水計画及び電源開発事業計画と両案の求めているところの基本計画及びその事業の実施とは、完全に一元的に統制されておらなければならないはずであります。各計画間の調整をはかるということは、建設省既往の治山治水計画並びに電源開発事業計画について、変更ないしは改訂するような場合もあり得るということを一体意味しておるのかどうか。どうお考えになっておるか。私どもは、両案の出現が、少なくとも建設省関係の事業計画に多大の変更をもたらすおそれが強いと予想しておるのであるが、建設大臣の偽らない御所見と、この際、特にその信念の一端をお伺いしておきたい。
あともう一点だけ言わして下さい。建設大臣に対して、水利権をそのままにしておいて水資源開発促進法の目的を円滑に一体達成し得ることが可能であるという自信をほんとうにお持ちであるのかどうか。さらに関係知事を無視しておいて、公団をして一方的に水資源施設を管理せしむるよ方なことが一体妥当であるとお考えになっておるのか。そうだというならば、その理由と根拠を承っておきたい。
非常に御迷惑をかけてしまって申しわけありませんが、私どもは、こうした多くの疑問と、あまりにもたくさんの矛盾を内包しておりますところのこの法案に対しては、ただ、うのみにはこれに賛同することはできない。それは水資源の重要性にかんがみまして、この問題に十分慎重に取り組んで、納得のいかぬ限りにおいては、場合によるならば継続審議も、あるいは廃案を求めることすらあり得ることを予告いたしまして、私の質問を終わらしていただきます。(拍手)
〔国務大臣池田勇人君登壇、拍手〕