瓜生順良の発言 (予算委員会第一分科会)

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○政府委員(瓜生順良君) 義宮様の御婚約がいつかということ、これは実は現在はばく然といろいろ調査をしておりまする段階でございまして、いつごろというようなめどのつくような、そういう固まった段階には来ておりませんけれども、しかしながら、すでに満二十五才になっておられまするので、そろそろ考えなくてはいけないということで、いろいろと準備はいたしております。それで、もし御結婚にでもなれば、その経費はどういうところから出るかということでございますが、これは今のところ、義宮様が御結婚になるその結婚式は、法律的にどういう性格のものであるかということがあります。皇太子殿下の場合は、あれは国事として行なわれましたけれども、義宮様の場合は国事として行なわれるべきであるかどうか、そこには疑問がございます。皇太子殿下はもう皇位につかれることがきまっておられる方でありますが、義宮様はそれに次ぐ皇位継承権者ではありますけれども、必ず皇位につくとはきまっておりません。しかし、大切な皇位継承権者ではあられるから、国事と考えることはちょっと疑問が多いと思います。しかし、やはり単に私事ではなくて、公事的なものではないかと思います。それで、その経費につきましては、宮廷費でお願いをするのが建前ではなかろうか、それは大した多い金額ではございません。皇太子殿下の場合のような、ああしたたくさんの人を呼んで御披露なんかございませんから、経費の大部分は御披露の金額が多かったわけでございます。そう大きな金額ではございません。そのほか、いろいろな新生活をなさいますのに必要なものをととのえられるという家庭的な方の準備経費は、やはり内廷費でございます。この内廷費の中に、そういう準備をなさる経費も幾らか含んでおるかとお尋ねになれば、幾らか含んでおります。これはいよいよ御結婚になりますと相当な金額が要ると思います。それについては、あらかじめある程度内廷費で、余裕があった場合には、いわゆる貯金をなさったりして、そういう場合の支出に備えておられますから、そういう部分をまかなうことには別に困らないと思います。しかし、経費の大部分は内廷費になっております。一部分は宮廷費ということでございます。

発言情報

speech_id: 103815266X00319610329_012

発言者: 瓜生順良

speaker_id: 21914

日付: 1961-03-29

院: 参議院

会議名: 予算委員会第一分科会