和達清夫の発言 (運輸委員会)
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○和達政府委員 放射能の観測についてでございますが、気象庁におきましては、放射能の降下物の観測を全国十四カ所でいたしております。また核爆発に対する気圧波の観測を八カ所において行なっております。核爆発実験が行なわれまして、それが十分に大きな気圧波を出しますと、日本の観測所の観測結果によりまして、いつおよそどういう場所でどういう実験が行なわれたかということが推定される。ただしそれは爆発の大きさが推定されるだけでありまして、どういう種類の爆発をどういう場所で行なったかということが不十分でありますので、どういう放射能物質が降るかということを予測することが非常に困難であります。たとえば、今回の場合、九月一日に実験を行なったということがわかりましたが、日本の各地の観測からそういう放射能が非常にふえたということが観測され出したのは九月九日で、これは考えようによってはかなりおそいのでありますし、またその現われ方も、従来の経験からすれば、それほど急にふえてこない。こういうような実験によって、流れて来方、出された放射能物質の種類というようなものもよくわかりませんので、推定でありますれば、そのときの天気の模様で、どういう種類のものが大気中にどういう場所で行なわれたのならばおよそどうなんであろうという非常に荒い推定は行なうことができますが、これがなかなかある正確さをもって申すことはむずかしいのではないかと存じております。