鈴木文彦の発言 (外務委員会)

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○説明員(鈴木文彦君) 日本は、第一次協定には加入しておりませんでした。第一次協定は、一九五六年から六一年までの五カ年間、六月三十一日まで、第二次協定は、ことしの七月一日から六六年の六月三十日まで、五年間の有効期間を持って新たに作られたわけであります。協定の仕組みとしましては、根本的に何ら変わっておりません。日本が第一次協定に入らないにもかかわらず、第二次協定になぜ入ったかというあるいは御質問の趣旨かとも思いますが、第一次協定当時におきましては、この協定に日本が入ることによってどの程度の利益があるか、あるいは不利益があるかという点が、必ずしもはっきりしなかったわけでございますが、第二次協定発足前後、特にこの協定会議の行なわれた、昨年の五月ニューヨークで行なわれたのですが、その前後から、国連を中心としまして、低開発国問題に非常に重点が置かれ、これらの国を助けるために、その産出する第一次産品問題をいかに買付増加するかというようなことを中心に、国連で第一次産品問題に非常に議論が重ねられたわけでございます。そこで、日本としましても、こういった大きな動きに対して協力態勢を確保するということとともに、先ほど触れましたように、この協定の生産国のうちの半分の三カ国が東南アジアの国であって、日本と大きな取引先であるといった政策的考慮もございまして、これに入るべきであるという一応の踏み切りをしたわけでございます。

発言情報

speech_id: 103913968X00619611024_025

発言者: 鈴木文彦

speaker_id: 7331

日付: 1961-10-24

院: 参議院

会議名: 外務委員会