曾禰益の発言 (外務委員会)

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○曾祢益君 最後に、そういう線でわれわれは軍縮までの展望を一連に持った決議案のほうが内容はいいと思うのですが、そういうような意味で御努力を願いたいと思います。もう一つは、特にこの五十メガトンの問題について、あるいは核兵器の禁止、核実験禁止については、これはもう国会においても、与野党の意見は、基本的には一致していると思うのです。ところが政府は、そういったような国会の決議のバックによって、より強く国際社会に訴えて、外交のバック・アップをしてもらうという気持が私は必ずしも十分でないような気がする。むろんこの問題については、特に衆議院の国会対策委員長会談にまかせておる。これは、政党としては、そういうやり方もいいと思うのです。何とはなしに、政府自身に必ずしも熱意がない。むしろ政府の方から、与党を通じてバック・アップの超党派決議ができるように催促するくらいの心がまえがあっていいのではないか。この前も、事参議院に関しては、羽生委員の総括質問の際にも、総理は賛成だというようなことを言っているわけで、完全軍縮という字句が絶対なければいかぬとか、字句の問題よりも、私は趣旨の問題だと思うのです。趣旨の問題が三党の間で話し合いができれば、本院においては、もちろん同志会も加わっていただくわけですが、私は、こういうようなソ連の行動と対する抗議、両方に対する実験禁止、それから実験禁止協定、なお、なし得るならば、これを契機とする軍縮への展望、そういうような、趣旨の決議をわれわれはわれわれとしてやるべきことで、これは、外務大臣に申し上げるのは筋違いですけれども、そのいうつもりですけれども、そういうものを要請するような政府の態度というものがない。むろん国会としては、直接やるということではありませんけれども、政府のほうにそういう熱意がないのではないかという感じがするのですが、一体どうお考えでしょうか。お示し願いたい。

発言情報

speech_id: 103913968X00619611024_065

発言者: 曾禰益

speaker_id: 12807

日付: 1961-10-24

院: 参議院

会議名: 外務委員会