中村梅吉の発言 (本会議)
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○国務大臣(中村梅吉君) ただいま西島川被災地の視察に関連いたしましてお尋ねがございましたので、この機会にごく簡潔に御説明申し上げておきたいと思うのでありますが、実は九月二十一、二日の両日、私、大阪府及び和歌山県の災害見舞いかたがた現地視察に参ったのでありますが、この視察日程に関しましては、一切、近畿地建と大阪府及び和歌山県等にその時間的配分等をまかして出かけました。二十一日、実は午後に飛行機で大阪に到着いたしまして、まず府庁に行って、いろいろ災害状況の説明を聞き、各般の要望を拝聴いたしまして、かれこれ実は時間がずれて、四時になってしまいました。六時から記者会見が現地で予定されておりましたので、その間の時間内に大阪市内だけを視察をしたいということでありましたが、まあ案内をされました大阪府にしてみますると、この限られた時間のうちで、できるだけ広範囲を連れて歩きたいという意図があったものと見えまして、西島川の被災地の個所におきましても、案内役としては、自動車の上から視察をして通過をしようという計画のようであったようであります。ところが、現地の方々は非常に熱心で、大ぜい集まっておったようで、その結果、私としては、その状況を見まして、みずからドアを排して、現地に徒歩で入っていったのでございます。したがって、それまでの間は、大阪府の土木部長が助手台に乗っておりまして、案内役は通過しようとするし、地元の人たちは通らせないというわけで、自動車を包囲したような形態になりましたから、なるほどあまりかんばしくないような状況でございました。そこで私は、直ちにおりまして、現場まで歩いていきまして、そこへ集まっておられた諸君のいろいろ御意見等も拝聴し、別れるときに握手して、みななごやかに別れたわけであります。そういう次第でございまして、私としては、一面遺憾な面もございましたが、非常に短時間の間に見せる方としてはできるだけ広範囲の罹災場所を見せたいということに関連をしておったと思いまするので、この点は、どうぞひとつお含みおきをいただきたいと思います。(拍手)
〔国務大臣水田三喜男君登壇、拍手〕