横山利秋の発言 (大蔵委員会)

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○横山委員 この点は私ももう少し意見があるところでありますが、時間の関係上三つ目の質問に移りたいと思います。
 答申と政府の決定の違いの中で一つお忘れになりましたが、国税通則法の問題があります。国税通則法が、答申が出ました際と今日政府案が準備されておりますのと比較いたしますと、相当重要な点でたな上げになりました。この重要な点だけを議論いたします前に、なぜいわゆる学識経験者がお作りになったものがたな上げになるような状態になったかといいますと、これは先ほどのあなたの御説明と違って、いわゆる経験者の意見が十分に盛り込まれなかったおそれがある、こう考えるわけであります。もっと端的にいえば私どもが常に主張しております徴税行政の民主化という大方針が貫かれていかずに、逆な方向におる。極端な言い方はいたしませんけれども、つまり取りやすいという方向においてなされたということに私は問題があろうと思う。私は今結論を言うつもりはございませんけれども、税法学会のあの意見を徴してみましても、少なくとも五項目たな上げするといなとにかかわらず、この法案全体に持っておりますムード、このムードが賛成できないというのであります。いわんやたな上げされた五項目は税法理論の根本を含む大きな重要問題であるとすれば、もし政府の言うようなことをかりに肯定をいたしましても、五項目をたな上げするのだったら一ぺん出直したらどうだ、こう私は考えるわけであります。この点はいかがでございましょうか。

発言情報

speech_id: 104004629X00719620207_011

発言者: 横山利秋

speaker_id: 18642

日付: 1962-02-07

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会